2018 グランプリ・ブダペスト大会初日結果報告

現地時間10日よりグランプリ ブダペスト大会が行われております。初日の結果をご報告させて頂きます。

本日は、男子個人戦60kg級、66kg級、女子個人戦48kg級、52kg級、57kg級が行われ、本学園からは52kg級に角田夏実、そして60kg級に来年入社予定の永山竜樹と、同じく入社予定の66kg級の田川兼三が出場しました。

下記に結果を記載致します。

52kg級
優勝:角田夏実(JPN)
2位:VAN SNICK(BEL)
3位:GILES(GBR)
3位:GUICA(CAN)

初戦
角田夏実 ◯一本勝(腕挫十字固) PEREZ BOX(スペイン)

序盤に袖釣込腰で技有を先取します。その後終盤に腕挫十字固を極めて、初戦を突破します。

3回戦
角田夏実 ◯一本勝(合技:巴投+大外刈) KOCHER(スイス)
開始早々、巴投で技ありを奪い、終盤に大外刈で技ありを追加して、合技による一本勝ちで準々決勝に進出しました。

準々決勝
角田夏実 ◯一本勝勝(腕挫十字固) GUICA(カナダ)

2度目の寝技の攻防の際のチャンスを逃さず、抑え込みの形から腕挫十字固に移行にして一本を奪い、準決勝進出を決めました。

準決勝 
角田夏実 ◯反則勝(指導3) CHITU(ルーマニア)

世界選手権での表彰台常連であったCHITUが復帰し、初対戦となりました。先ずは組手のこだわる両者に対して組み合わないとの指導を受けます。次にプレッシャーで場外に出たCHITUに2度目の指導が与えられます。その後ペースをつかんだ角田が攻め込んで、CHITUに3度目の指導が宣告され、反則勝ちにて決勝に駒を進めました。

決勝
角田夏実 ◯GS一本勝(小内刈) VAN SNICK(ベルギー)
開始早々、組み手を嫌う相手に指導が与えられます。その後相手に技をつながれ、角田も指導を1つ受けます。お互いポイントを奪うまでには至らず勝負はGSに突入します。ここで、見事な小内刈を決め、海外での国際大会初優勝を遂げました。

角田は初戦こそ硬さが見られたものの、得意の寝技で一本を量産し、見事優勝を勝ち取りました。

60kg級
優勝:永山竜樹(JPN)
2位:OGUZOV(RUS)
3位:MSHVIDOBAZE(RUS)
3位:PAPINASHVILI(GEO)

60kg級決勝
永山(JPN)〇ー△ OGUZOV(RUS)
(一本勝・背負投)

永山は準決勝戦を接戦の末、逆転勝ちにて決勝進出を果たしました。決勝戦ではロシアのケンカ四つの相手に対して、逆の背負投を軸に積極的に攻め、試合終盤に相手に消極的ということで指導が与えられます。その直後、組際の逆の背負投が決まり一本勝ちにて優勝を果たしました。

66kg級
優勝:田川兼三(JPN)
2位:ABDELMAWGOUD(EGY)
3位:VIERU(MDA)
3位:IADOV(UKR)

66kg級決勝
田川(JPN)〇ー△ ABDELMAWGOUD(EGY)
(一本勝・小内巻込)

田川は、準決勝戦で先日のGPザグレブで阿部を敗ったモンゴルの選手に勝って決勝進出を果たします。決勝は、序盤相手に組み伏せられ指導1をもらいます。中盤に差し掛かって、組み際に小内巻込を上手く合わせて一本勝ちに続き、国際大会連勝となります。

明日は、63kg級に能智亜衣美が出場致します。

応援宜しくお願い致します。