2019 全日本選抜体重別選手権大会最終日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会最終日の結果を報告いたします。

60kg級
永山竜樹:優勝
志々目徹:2位

1回戦
永山○一本勝(一本背負投) 青木(パーク24)

中盤に相手が掛け逃げをしたとして、1つ目の指導が与えられます。その後、更に相手が掛け逃げをしたとして、2つ目の指導が宣告されます。試合終盤、一本背負投が見事に決まり、一本勝ちで初戦を突破しました。

志々目○GS優勢勝(大外刈) 竪山(パーク24)

序盤に相手が掛け逃げをし、1つ目の指導が与えられます。中盤にかけ、両者に消極的との指導が与えられます。そのままお互い決め手ないまま、ゴールデンスコアへ突入します。ゴールデンスコアへ入って、大外刈で技ありを奪い、準決勝進出を決めました。

準決勝
永山○優勢勝(肩車) 大島(旭化成)

序盤はお互いに組手争い、技の掛け合いが続き、試合が流れます。中盤にうまく肩車に入り、技ありを先取します。その後も内股や背負投で攻める展開が続き、優勢勝ちで決勝に駒を進めました。

志々目 ○一本勝(内股) 市川(東海大)

序盤から中盤にかけなかなか噛み合うことができず、両者に指導が与えられます。その後、終了間際に見事な内股を決めて、決勝進出を果たしました。

決勝
永山 ○一本勝(背負投) 志々目

序盤から互いに攻め合うも決め手がないまま時間が流れます。中盤にさしかかり、技の出ない両者に1つ目の指導が与えられます。その後、永山の一本背負投が決まり、一本勝ちで2年ぶり2度目の優勝を果たしました。

66kg級
田川兼三:初戦敗退

田川 GS反則負(指導3) ○藤阪(パーク24)

序盤、相手に攻められ1つ目の指導を受けます。その後もなかなか田川の柔道ができず、柔道衣を直しなさいと審判に2度注意され指導が加算されます。その後、相手が掛け逃げをしたとして、1つ目の指導が与えられます。勝負はゴールデンスコアへ入り、相手の攻めてが止まらず田川に3つ目の指導が与えられ、上位進出はなりませんでした。

52kg級
角田夏実:優勝
志々目愛:2位

1回戦
角田 ○一本勝(合技) 坪根(福岡大)

序盤、積極性にかけるとし両者に1つ目の指導が与えられます。中盤、相手に組み合わない指導が与えられます。その直後、小外刈で技ありを先取します。終了間際には巴投で技ありを追加し、合技による一本勝ちで初戦を突破しました。

志々目 ○一本勝(内股) 武田(龍谷大)

序盤からお互いに組手争いや技の掛け合いで譲らない展開が続きますが、残り1分のところで内股が見事に決まり、一本勝ちで準決勝進出を果たしました。

準決勝
角田 ○一本勝(合技) 前田(三井住友)

序盤から巴投で攻め、中盤にさしかかり相手が苦し紛れに掛けた技が掛け逃げとなり、相手に1つ目の指導が与えられます。残り1分を切ったところで相手が苦し紛れに掛けた技をめくって、技ありを奪い、そのまま抑え込んで合技による一本勝ちで決勝進出を果たしました。

志々目 ○GS(指導3) 立川(福岡県警)

中盤になり、攻め手がない両者に1つ目の指導が与えられます。その後、相手が掛け逃げをしたとし2度目の指導が与えられます。終盤、内股で攻めるもポイントにならず、ゴールデンスコアへ突入します。ゴールデンスコアに入ってもペースを崩さず攻め続けて、相手に3つ目の指導が宣告され、接戦をものにして決勝に駒を進めました。

決勝

角田 ◯優勢勝(巴投) 志々目

序盤、技の出ない両者に1つ目の指導が与えられます。
その後、角田に掛け逃げの指導が追加されます。その直後、志々目が場外に出てしまい、指導で並びます。終了間際に角田の巴投が決まって技ありを奪い、角田が優勢勝ちで連覇を飾りました。

大会後に行われました強化委員会にて2019世界柔道選手権東京大会への代表が決定され、了徳寺学園よりウルフ・アロン、永山竜樹の2名が選出されました(男女の超級及び女子の2枠目はそれぞれの全日本選手権後の強化委員会で審議されます)。

世界選手権にて金メダル獲得なるよう、しっかりと準備していきたいと思います。

応援ありがとうございました。