2023年 グランドスラム・ウランバートル大会2日目結果報告

本日行われましたグランドスラム・ウランバートル大会2日目の結果を報告いたします。

73kg級

大吉 賢:優勝

1回戦

大吉◯一本勝(合技:巴投+内股巻込) NAZAROV(トルクメニスタン)

序盤しっかりと組んだところから、巴投で技ありを先取します。その後、内股巻込で技ありを追加して、合技による一本勝ちで初戦を突破しました。

2回戦

大吉◯優勢勝(出足払) SMAGULOV(カザフスタン)

序盤から大吉が捨身技で攻めますが、2度目の巴投を掛けたところ、掛け逃げの指導を受けます。その後、相手の技の戻りを出足払で合わせ、技ありを奪います。その後も寝技で良いところまで攻めますが極めきるまでには至らず、このまま押し切って、2回戦を突破しました。

準々決勝

大吉◯一本勝(合技:出足払+崩上四方固) OSMANOV(アゼルバイジャン )

開始早々、出足払で技ありを奪い、崩上四方固に極めて、合技による一本勝ちで、準決勝進出を決めました。

準決勝

大吉◯GS一本勝(巴投) KHOJAZODA(タジキスタン)

序盤、大吉に袖口を絞ったとの指導が与えられ、その後、相手にも同様の指導が与えられます。お互い攻め合いながら終盤を迎え、場外際に押し込まれたところに掛けた体落に掛け逃げの指導が与えられます。そのまま勝負はGSに突入します。GSに入って相手が脚を触ったとの事で指導が与えられ、指導も並びます。その後、お互い総力戦になり、大吉も内股を軸に攻めますが、ポイントを奪うまでには至りません。疲労が見え始める中、大吉が上手く巴投に入って一本を奪い、決勝にコマを進めました。

決勝

大吉◯一本勝(裏投) LAVRENTEV(AIU)

開始早々、相手の奥襟から間合いを詰めてきたところを豪快に裏投に合わせて、技ありを先取します。続いてお互い間合いを詰めて攻撃し合う展開の後、ビデオ判定が入り、技ありとなった裏投の際に、相手がブリッジをして防いでいたとの判定で一本へと変更になり、嬉しい国際大会初優勝を遂げました。

63kg級

鍋倉那美:優勝

2回戦

鍋倉◯一本勝(横四方固) LILUASHVILI(AIU)

相手が潰れたところを上手く横四方固に極めて、初戦を突破します。

準々決勝

鍋倉◯一本勝(合技:横掛+横四方固) SHIN(韓国)

開始早々、横掛で技ありを奪い、そのまま横四方固に抑えて、合技による一本勝ちで準決勝進出を決めました。

準決勝

鍋倉◯一本勝(合技:内股+横四方固) SHEMESH(イスラエル)

開始早々、内股で技ありを先取します。その後、一般背負投をかけた後に相手が返そうとするところを逆に寝技に持ち込み、横四方固に抑えて、合技による一本勝ちで決勝にコマを進めました。

決勝

鍋倉◯優勢勝(小外刈) OZBAS(ハンガリー)

序盤から両者、不十分な組み手からも技を出し合う展開となります。その後、両者に組み合わないとの指導が与えられます。その後も同様の展開が続きますが、鍋倉が先に先に技を出し、終了間際に相手に2度目の指導が与えられます。そのままGSに突入かと思われた残り1秒のところで上手く小外刈で技ありを奪い、優勝を勝ち取りました。