OB 鳥居智男

皆様こんにちは。

久しぶりのブログ投稿となります。

了徳寺学園で10年間お世話になり、様々な経験と勉強をさせて頂きました。

人生は思わぬ事がたくさん起きます。良かった事、悪かった事、全ては途切れる事なく移り変わっていきます。

今また転機が訪れました。

この春から中国北京柔道協会の監督の仕事を仰せつかりました。

人生全てがチャレンジだとは思いますが、これも一つのチャンスだとも思っています。

指導者としても頑張る機会を頂けた事に感謝し、人生を頑張ろうと思います。

言葉は通訳の人も居ますが、少しずつ覚えなければと思っています。

英語も大してできませんが、いろんな事も経験で文化の違いに興味を持ちながら勉強しています。

例えば、お酒の席で日本ではお酌をしている時、瓶に残っている酒を相手に注いで足りなかったりすると失礼だったり、残り物をあげているように感じますが、中国は逆で、最後の1滴が幸せだったり、幸運を相手に注いでいるのだそうです。

ご飯も残さないと失礼になるらしく、頑張って食べると永遠に終わりません。

大皿でたくさんの種類の料理を皆で食べるのが当たり前で、定食が少ないです。

一人で食べる時は、丼系、麺類、サンドイッチのような事が多いです。

お茶の文化も日本とは異なります。

日本で常識だと思っていた事が違う捉えられ方だったり、様々な見方をもっとしなければならない事に人生まだまだ勉強だと、頭を柔らかくしなければと思わされる毎日です。

せっかくの長い時間を、指導させて頂く時間を貰えているので、鳥居イズムをどこまで伝えられるのか、それも楽しみにやっています。

日本を出た事で、柔道を通して仕事をしているだけでなく、架け橋に成れればと思っています。

4年後、日本でコーチボックスに居て、はっぱをかけれたら最高だなあと思います。

ゴールデンウィーク開けから日本で北京チームを連れて合宿に来ます。
中国の人達に日本を見てもらえるのも楽しみにしています。

柔道をしていて、いろんな事が起きます。感謝です。柔道人として全うします。