OB 阪本健介

ブログをご覧の皆さん、ご無沙汰しております。
了徳寺OBの阪本健介です。
選手の活躍は常にチェックしており、活躍を嬉しく、また刺激となっております。

了徳寺を退職し、教員生活も4年目に突入しました。日々指導の難しさ、楽しさに充実しております。最近は学校行事等でなかなか自身の稽古が出来ずにいましたが、先日のGWで母校の大成高校さんと4日間の合宿を組んで頂き、私自身久しぶりに稽古に打ち込めました。
かなり衰えを感じましたが、大成の生徒達と共に稽古をしていく中で消えかけていた炎が再び燃え始めました。
時間が許す時はまた出稽古に出掛け、もう一度自身の柔道を作り上げていきたいと思います。

そんな大成合宿でとても考えさせられる素晴らしい光景を見ることができました。


私の教える興國高校柔道部はレベル的にも到底、大成高校には及びませんが、そんなうちの柔道部にも優しく練習のやり方を教えてくれたり、打ち込みや乱取りでは積極的にうちの生徒と組んでくれました。練習後の礼が終われば、疲れ切っているうちの生徒に声を掛けてくれたりと本当に優しさを感じました。自分自身も疲れているはずなのに他を気遣う大成高校の生徒達の優しさに改めて、強気者の立ち振る舞いとはこういう事なんだなと気付かせて頂きました。
そこにOBだからと言う気持ちは微塵もありません。彼らの行動を見て、素直にそう感じました。


大成高校は団体戦での全国制覇がまだ成し得ていませんが、人間性の備わった彼らの頑張りはきっと報われる日が来ると思いますし、私自身も願っております。


今回の大成合宿は柔道はもちろんのことですが、人間的な面でとても大切なことを身をもって経験できたと思います。
「優しさ」とはまさに「弱き者を助ける」だと。


ありがとう、大成高校!そして、頑張れ!
最後に合宿最終日の練習後の写真をどうぞ!
最後までお読み頂きありがとうございました。