2024年 全日本選抜体重別選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会初日の結果を報告いたします。

66kg級

田中龍馬:優勝

1回戦

田中◯一本勝(合技:体落+浮落) 杉浦(松浪総合病院)

開始早々、相手が間合いを詰めようとしたところに体落を合わせ、技ありを先取します。その後もペースを握って攻め続け、相手に消極的との指導が2度与えられます。最後は、浮落で技ありを追加し、合技による一本勝ちで、準決勝に進出しました。

準決勝

田中◯GS一本勝(袖釣込腰) 藤阪(パーク24)

序盤からお互い技を出し合います。田中が技を繋いだ時間帯があったのですが、その後、相手の攻撃で、田中に指導が与えられます。勝負はそのままGSに突入します。GSに入って田中の技が掛け逃げと判断され、2度目の指導を受けます。ここから田中がペースを握り、相手に掛け逃げの指導が与えられます。その後も攻勢を握り、相手に2度目の指導が与えられ、ここで並びます。最後は豪快な袖釣込腰で一本を奪い、決勝進出を決めました。

決勝

田中◯GS優勢勝(抱分) 光岡(明治大)

お互い立っても寝ても攻め合い、一瞬の隙も許さない攻め合いが続きます。勝負はそのままGSに突入します。GSに入って一度、膠着したところで、両者に指導が与えられます。その後は田中がペースを握り、惜しい場面が何度かあり、相手に2度目の指導が与えられます。相手に3度目の指導かと思われる場面もありましたが、お互いに攻め合い、今度は田中の技が潰れたところで掛け逃げの指導が与えられ、ここで並びます。総力戦となった試合は最後に相手の技を交わして内股に変化し、残した相手を抱えて抱分で技ありを奪い、14分を超える戦いを制して、2度目の優勝を遂げました。

73kg級

大吉 賢:1回戦敗退

大吉 優勢負(隅落) ◯吉田(自衛隊体育学校)

序盤、場外に出た大吉に指導が与えられます。組み際から相手が技を出し、大吉に2度目の指導が与えられます。挽回せんと小外掛に行きますが、そこを合わされ、技ありを許します。その後は内股や隅返で惜しい場面を作りますが、ポイントにはあと一歩届かず、最後に相手にかけ逃げの指導が与えられて時間となり、上位進出はなりませんでした。