本日行われました全日本実業個人選手権大会初日の結果を報告致します。
90kg級
2回戦
岡田◯優勢勝(裏投) 龍澤(東芝)
終盤に差し掛かるところで裏投で技ありを奪います。その後、防御姿勢での指導を受けますが、そのまま押し切って初戦を突破しました。
3回戦
岡田◯GS一本勝(横車) 野々内(京葉ガス)
激しい組手争いの中、中盤、消極的との指導を受けます。本戦の終了間際に両者に指導が与えられた後、勝負はGSに突入します。岡田も徐々にペースを握り、相手にも2度目の指導が与えられます。最後は9分に迫ろうかとの総力戦となり、相手の内股に横車を合わせて一本勝ちし、4回戦にコマを進めました。
4回戦
岡田◯GS一本勝(裏投) 玉置(日本通運)
岡田が自分のペースで攻撃し、相手に指導が与えられます。そのまま勝負は延長戦に入り、再度、相手に指導が与えられます。その後、お互い死力を尽くしての勝負となり、7分半過ぎに岡田が豪快に裏投を決めて、準々決勝進取を決めました。
準々決勝
岡田 一本負(肩固) ◯戸田(甲南柔友会)
序盤過ぎに、相手に潰された後、上手く寝技に持ち込まれ、抑え込まれてしまいます。足を外側から絡んで解けたかと思われますが、審判の宣告はなく、悔しい敗戦となります。
講道館杯出場資格決定戦
岡田 GS一本負(小外掛)◯ 篠崎(京葉ガス)
お互い密着した姿勢から撃ち合いとなり、岡田が上手く横車で技ありを先取します。続いて相手に帯を持ったとの指導が与えられます。残り1分を切ったところで岡田にも防御姿勢との指導が与えられます。ラスト30秒のところでお互い撃ち合ったところを最後は内股を透かされる形となり、技ありを許してポイントで並ばれます。その後もお互い密着したところで場外の宣告で力を抜いたところを小外掛に合わされ、講道館杯出場権獲得に後一歩届きませんでした。
48kg級
1回戦
馬場◯(合技:大外刈+袈裟固) 中矢(日本エースサポート)
序盤から馬場のペースで試合が進み、最後は大外刈で技ありを奪って、そのまま袈裟固に決めて、合技による一本勝ちで初戦を突破しました。
準々決勝
馬場◯一本勝(内股) 朝飛(朝飛道場)
開始早々、大腰から最後は内股で決めて、一本を奪い、準決勝進出を決めました。
準決勝
馬場◯一本勝(合技:大外刈+崩袈裟固) 森(ヤックス)
開始早々、大外刈で技ありを奪い、そのまま抑え込んで一本勝ちし、決勝にコマを進めました。
決勝
馬場 優勢負(巴投) ◯荒川(ミキハウス)
お互い攻め合う展開の中、絞り合って膠着したところで両者に指導が与えられます。その後、お互い攻め合う展開の中、本戦の終了間際に何故か馬場にだけ2度目の指導が与えられます。勝負はGSに突入し、合計6分過ぎに巴投で技ありを奪われ、優勝に後一歩届きませんでした。
52kg級
1回戦
藤本◯GS一本勝(谷落) 中村(JR九州)
激しい組手争いの中、両者に指導が与えられます。その後、先に技を出していき、相手に2度目の指導が与えられます。勝負は延長戦に持ち越され、延長開始早々、豪快な谷落が決まって初戦を突破しました。
2回戦
藤本◯一本勝(合技:一本背負投+小外掛) 向江(センコー)
序盤、先に指導を受けます。その後、両者に指導が与えられます。直後に一本背負投で技ありを先取します。その後、小外掛で技ありを追加して合技による一本勝ちで準々決勝2コマを進めました。
準々決勝
藤本◯一本勝(腕挫十字固) 尾崎(ヤックス)
開始早々、巴投から腕挫十字固に移行して、一本を奪い、準決勝進出を決めました。
準決勝
藤本 一本負(合技:大外刈+三角固◯渡辺(ひらまつ病院)
中盤に相手の大外刈を返そうとしましたが、そのまま被せられ、技ありを許します。挽回せんと攻撃しますが、最後は上手く三角から固められ、悔しい敗戦となりました。
57kg級
1回戦
富沢 一本負(横四方固)◯佐藤(日本エースサポート)
序盤、激しい組み手争いが続き、畳にふせたところをうまくきめられ、一度解けたの宣告があったものの、ジュリーの介入により、継続しているとの判断で、長い中断から再開し、悔しい初戦敗退となりました。
63kg級
1回戦
都留◯一本勝(崩上四方固)岡田(ZoamFITNESS)
開始早々相手が潰れたところを寝技に移行し、崩上四方固で一本勝ち。
2回戦
都留◯一本勝(横四方固) 高橋(セントラル警備保障)
中盤、上手く横四方固に決めて、準々決勝進取を決めました。
準々決勝
都留 一本負(崩上四方固) ◯土井(JR東日本)
お互い組手争いが続き、両者に指導が与えられます。その後、2度目の指導を受けます。最後は寝技で固められ、出場資格決定戦に回ります。
講道館杯出場資格決定戦
都留◯GS一本勝(大外返) 米澤(自衛隊体育学校)
序盤から都留が自分の組手を徹底して攻撃し、相手に指導が与えられます。その後、組手を嫌う相手に2度目の指導が与えられ、勝負はGSに突入します。GSに入っても同様の展開で、3度目の指導かと思われたところで、相手の大外刈を豪快に返して一本勝ちし、講道館杯の出場権を勝ち取りました。