アジア大会雑感

今月28日よりジャカルタに来ています。

インドネシアは初めての訪問になります。まだ柔道競技は2日が終わっただけですが、2年後の東京オリンピック運営に関わる側として、大会やホスト国について個人的に感じたことを下記に記載します(あくまで私的に感じたことになりますが)。

・オリンピックパークへの入退場の導線案内等が曖昧だったり、

・セキュリティーチェックやADカードのチェックが形式的で緩かったり、

・初日のセレモニーの準備に時間が掛かり過ぎていたり、

・館内でのアナウンスにミスが多かったり、

・審判はIJFの国際大会で見かけない顔が多く、ペナルティーやポイントの取り方等にズレを感じたり、

・大会グッズのお店には連日一番の長蛇の列ができており、ようやく中に入れても売り切れているものが多かったり、

・渋滞が凄まじく、車とバイクが入り乱れて、時間帯によっては全く動かなかったり、

と、上記のような課題も多く感じられましたが、それを補って余りあるインドネシアの方々のホスピタリティを体感しています。案内所では英語で親切に対応して頂けますし、何よりみんなの笑顔での対応に癒されます。

またどこに行っても私好みの冷房の効き具合は最高です!(一般の日本人の方々には寒すぎるようですが…]

今日、明日と残り2日間、日本チームの更なる活躍を祈念して、応援に励みたいと思います!

監督

OG 谷口亜弥

こんにちは。

柔道部OGの谷口亜弥です。

先日、25日、26日と尼崎で行われた全日本実業団選手権の観戦に行ってきました。

了徳寺学園の選手の皆さん、また、了徳寺学園柔道部を卒業後も現役を続けている選手の皆さんの活躍、頑張る姿はとても素晴らしかったです。

控え室に挨拶に伺うと、山田監督をはじめ、スタッフとして選手をサポートされている先輩方にもお会いすることができました。

ゆっくりお話することはできませんでしたが、チーム了德寺の皆さんの頑張る姿にはいつも大きな力をいただきます。

今後とも陰ながら皆さんの活躍を応援したいと思います!!

2018 アジア競技大会初日結果報告

本日、インドネシア・ジャカルタにて開催されましたアジア競技大会初日の結果を報告致します。

了徳寺学園より60kg級に志々目徹、52kg級に角田夏実が出場しました。

60kg級
志々目徹:2位

2回戦
志々目 ◯一本勝(横四方固) PHOU.K(CAM)

開始早々に相手が潰れたところ落ち着いて寝技へ移行し、横四方固で一本勝ちで初戦突破しました。

準々決勝

志々目 ◯GS反則勝(指導3) SHANG.Y(CHN)

序盤から志々目は、積極的に組合ますが、中々持たせてもらえず片手の大外刈を掛けますがポイントになりません。中盤相手に対して、消極的の指導が与えられます。終盤更に相手に対して組み合わないと2度目の指導が与えられGSに突入します。積極的に攻め相手に指導3が与えられ反則勝ちとなり準決勝進出を決めました。

準決勝
60kg 準決勝戦

志々目 ◯優勢勝(大内刈) AN.J(PRK)

序盤から志々目は、中々持たせてもらえず片手の内股を掛けますがポイントになりません。中盤相手に対して、消極的の指導が与えられます。終盤に大内刈で技ありのポイントを奪い、そのまま押し切り、決勝戦に駒を進めました。

決勝
60kg 決勝戦

志々目 GS優勢負け:横落 ◯UROZBOEV.D(UZB)

序盤から相手は徹底して組み合わず、中盤になると両者に消極的の指導が与えられます。展開が動くことなく、延長戦に突入します。GSに入って、志々目が片手から大外刈で攻め込みますが、惜しくもポイントになりません。次に志々目が前に出たところ捨身技の横落で技ありの奪われ試合終了となり、悔しい敗退となりました。

52kg
角田夏実:優勝

2回戦
角田 ◯反則勝(指導3) KHADKA.D(NEP)

序盤から、組み合わない相手に対して、指導1が与えられます。更に組み合わない相手に指導2が与えられ、その後角田が持ちにいきますが、激しく切り相手に3度目の指導が与えられ反則勝ちで初戦を突破します。

準々決勝
角田 ◯一本勝(合技) CHEN.C(TPE)

序盤から、積極的に攻める角田は、袖釣込腰で技ありを奪います。その後大内刈を押し込んで技ありを重ね、合技での一本勝ちとなり準決勝へ進みました。

準決勝

角田 ◯一本勝(巴投) RIM.S(PRK)

序盤から角田は組手を徹底し、巴投で技ありのポイントを奪います。ここでジュリーより訂正が入り、相手のブリッジにより、一本勝ちに訂正され決勝へ駒を進めます。

決勝
52kg決勝

角田 ◯一本勝(腕挫十字固) PARK.D(KOR)

序盤から組手を徹底し、相手に技をかけさせず巴投で技ありを奪います。その後も組手を徹底し、関節技のチャンスをものにし腕挫十字固で見事な一本勝ち。グランプリブダペストに続きこの日も、オール一本勝ちで優勝を決めました。

OG 笠井(旧姓濱口)光

皆さまご無沙汰しております!
本日担当させて頂きます笠井光です!!

今年の3月で一緒に暮らしていた下宿生が全員卒業し高校生になりました。中学生と暮らした5年間…あっという間に感じました。今はとても寂しく感じます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

一緒に暮らした生徒が高校生や大学生になり、それぞれの場所で精一杯頑張っている事が最高に嬉しく、微笑ましく思います。

その中で卒業生の1人『とらのすけ』がようやく日本一になる事が出来ました。

その瞬間…夫婦で大号泣でした(;ω;)
本当に嬉しかった。

さらに上を目指し、精一杯頑張ってもらいたいと思います(●´ω`●)

選手、監督の皆様は全日本実業団も終わり、これから更に厳しい戦いとなるかと思います!!皆様のご活躍を心より祈っています。

では失礼します。

西尾トレーナー

皆さんこんにちは。
男子柔道部トレーナーの西尾です。

まず初めに言いたいのは夏の高校野球!

秋田の金足農業高校が103年ぶりに決勝進出!

結果は惜しくも準優勝でしたが第100回大会にしてよくここまで頑張ってくれました( ^ω^ )

自分も秋田出身なのでいままでで1番楽しかった大会になりました!

さてさて、先日行われた実業団個人柔道大会、

男子では4選手が講道館杯出場権を獲得しました!

まだ3ヶ月ありますが、11月の講道館杯に向けて更なる飛躍ができるようサポートしていきます!

緒方亜香里 65

こんにちは!緒方です!

あっという間に8月も終わりましたね。

私は夏期講習と柔道の合宿で夏休み終了しました!笑

幸せです。こんな充実させてもらえて!笑

でも海とかお祭りとか行きたかったです。

あ、でもですねプールには毎日行ってたんですよ

ゴールドジムのね…

遠泳大好きです!笑

そんな毎日を送りながら、22日は全国柔整柔道大会に出させていただきました!

全国の柔道整復師の学校に通っている学生達の団体戦です。

そこで了徳寺医療専門学校の女子1部は初優勝を飾ることが出来ましたー!

先方は池田さん(1年生午後部)

中堅は石橋さん(1年生午後部)

大将は私(3年生午前部)

でした。私が1、2年のときはなかなか機会が合わず出れませんでしたが、3年にて出ることができ、また男女ともに優勝できて良かったです。

また、他の学校の柔道整復師を目指す方達と交流でき刺激になりました。柔道という競技を通して多くの人と試合で関われて、改めて柔道って偉大だなと感じました。

ただ1つ私が言いたい事は、みんなウォーミングアップが足りないです!!大会中めちゃくちゃ肩とか肘とかの脱臼多かったですよ。

柔道は激しい格闘技ですから、しっかりストレッチやアップしないと大きい怪我に繋がります。みんな柔道整復師目指す者として、頭においておきましょう!

その4日後、尼崎で実業団の個人戦大会に出させてもらいました。
今回は初めて超級で出ました!

なんと初戦があの田知本愛さんでした。

GSでぶっ飛ばされて終わりました……

来週の土曜日、一緒に富山で柔道教室です。

今日の敵は、今日の友です。

ていうくらい仲良しだと思ってます。笑

まだ今年は、国体と講道館杯に出られるので

勉強と平行に頑張ろうと思います!

ではまた来月!

2018 全日本実業個人選手権大会最終日結果報告

本日行われました第48回全日本実業団柔道個人選手権大会最終日の報告を致します。

男子90kg級に渡邉勇人、100kg級に阪本健介、+100kg級に田上 創、70㎏級にヌンイラ華蓮、+78㎏級に緒方亜香里の5名が出場しました。

90㎏級
渡邉勇人:2位

1回戦
渡邉 ◯優勢勝(一本背負投) 穴井(旭化成)
序盤から互角の戦いが続くが、開始2分40秒頃一本背負投で技ありを先取します。残り時間僅かになり、相手の猛攻に消極的指導を受けますが、そのまま押し切り、初戦を突破しました。

2回戦
渡邉 ◯一本勝(背負投) 巴山(JR東日本リテールネット)
開始早々の背負投で一本勝ちし、3回戦進出を決めました。

3回戦
渡邉 ◯一本勝(合技) 渡邊(府中刑務所)
開始早々に大内返で技ありを奪い、そのまま横四方固に極めて合技による一本勝ちで4回戦に駒を進めました。

4回戦
渡邉 ◯優勢勝(横車)江畑(パーク24)
開始早々の横車で技有を奪位、そのまま押し切って優勢勝ちし、準々決勝進出を決めました。

準々決勝
渡邉 ◯一本勝(一本背負投) 金山(東京拘置所)
序盤、両者に噛み合わない指導が与えられ、中盤に両者に消極的指導が追加されます。その後、終盤にタイミングの良い一本背負投が見事に決まり、準決勝進出を果たしました。

準決勝
渡邉 ◯一本勝(一本背負投) 北野(パーク24)
序盤からペースを掴み、優位に試合を進め、中盤に豪快な一本背負投で一本を奪い、決勝に駒を進めました。

決勝
渡邉 GS優勢負(隅落) ◯前田(自衛隊体育学校)
序盤から互角の展開が続くも、渡邉が良い攻めを見せ、本戦の終盤に相手に消極的指導が与えられます。そのままGSに突入し、1分40秒頃、両者に消極的指導が与えられます。何度もあと一歩の場面を作りますが、決めきるまでに至らず、間合いを詰めて切り返そうと腰を入れあって捨身技にいこうとしたところを押し込まれて技有を奪われ、惜しくも優勝には届きませんでした。

階級を上げての挑戦となった渡邉ですが、厳しい組み合わせをしっかりと勝ち上がり、決勝では敗れこそしたものの、90㎏級で十分戦えることを実感できた試合になったと思います。講道館杯に向けて見えた課題に取り組み、準備させたいと思います。

100㎏級
阪本健介:ベスト8

1回戦

2回戦
阪本 ◯一本勝(合技) 石神(JR東日本)
開始1分頃、相手に防御姿勢の指導が与えられます。そのまま試合はお互い譲らない展開となりますが、残り1分20秒頃、体落で技ありを奪い、そのまま袈裟固で抑え込んで一本勝ちし、3回戦進出を果たしました。

3回戦
阪本 ◯GS優勢勝(大外刈) 春日(新日本製鐵住金)
序盤に相手に掛け逃げの指導が宣告され、その後、阪本も片襟の指導を受けます。そのまま互いに決め手がなく、勝負はGSに突入します。GSに入り、25秒頃大外刈で技有を奪い、優勢勝ちにて準々決勝に駒を進めました。

準々決勝
阪本 (腕挫十字固) ◯小林(旭化成)
序盤から互角の展開が続き、阪本が大外刈を掛けてつぶれたところにうまく十字固に移行され、無念の一本負けとなりました。

講道館杯代表権獲得試合1回戦
阪本 〇優勢勝(大内刈)池田(日本中央競馬会)
序盤、両者に消極的指導が与えられます。その後、大内刈で技ありを先取します。中盤、相手が前に出てくるのに対しかけ潰れてしまい、掛け逃げによる指導を受けます。終盤、お互いに攻め合いながらもそのまま押し切り、決定戦に駒を進めました。

講道館杯代表権獲得試合決定戦
阪本 一本負(大内刈) ◯飯田(京葉ガス)
序盤、相手のペースで中々良い組手になれず、苦しい展開となります。その後、大内刈にはまってしまい、代表権獲得はなりませんでした。

調子も悪くなく、しっかりと稽古も積んで臨んだ試合でしたが、準々決勝での一瞬の攻防の綾が後を引き、悔しい結果に終わりました。

+100㎏級
田上 創:3位

1回戦
田上 ◯一本勝(大内刈) 大野(ナチュラル)
開始早々、大内刈りで一本勝ちし、初戦を突破します。

2回戦
田上 ◯一本勝(内股) 島口(川越少年刑務所)
中盤、積極的に攻撃し、相手に消極的指導が与えられます。その後、内股で一本勝ちし、3回戦進出を決めました。

3回戦
田上 ◯一本勝(内股) 佐藤(セントラル警備保障)
序盤、組み合った状態でお互い技が出せず、両者に消極的指導が与えられます。その後、再度、両者に2度目の消極的指導が与えられます。終盤に差し掛かったところで、自分の組手になったところに豪快な内股を決め、準々決勝進出を果たしました。

準々決勝
田上 ◯GS反則勝(指導3) 岩尾(京葉ガス)
序盤、お互いに攻め合うも中盤に相手のペースを許し、消極的指導を受けます。その後徐々にペースを握り、相手にも消極的指導が与えられます。そのまま田上ペースで試合は進み、終盤、技の出ない相手に2度目の消極的指導が与えられます。勝負はGSに突入し、完全に息の上がって潰れる相手に対して3度目の指導が宣告され、反則勝ちで勝利し、準決勝に駒を進めました。

準決勝
田上 一本負(支釣込足) ◯尾原(旭化成)
序盤から相手の技を受ける場面となり、消極的指導を受けます。その後、中盤に支釣込足で一本を奪われ、決勝進出はなりませんでした。

この日、早い段階で肩を痛めての試合となりましたが、持ち味の投力を駆使して勝ち上がり、講道館杯への切符を手にすることができました。手術からの復帰後、試合を重ねるごとに持ち味を発揮できつつあるので、講道館杯に向けてさらに稽古を積んでいかせたいと思います。

70㎏級
ヌンイラ華蓮:2位

1回戦
ヌンイラ ◯一本勝(合技) 山田(センコー)
序盤、技をつなぎ、相手に消極的指導が与えられます。中盤、少し膠着したところ、両者に消極的指導が与えられます。
その後、大内刈で技ありを先取します。終盤、再度、大内刈で技ありを追加し、合技にて初戦を突破しました。

準々決勝
ヌンイラ ◯一本勝(隅落) 安松(ALSOK)
序盤、お互い激しい組手争いが続きます。中盤に差し掛かったところで、相手が間合いを詰めてきたところをうまく隅落で切り替えし、一本勝ちにて準決勝進出を果たしました。

準決勝
ヌンイラ ◯一本勝(崩袈裟固) 新森(コマツ)
開始早々、相手が潰れたところ寝技に移行し、抑え切って一本を奪い、決勝に駒を進めました。

決勝
ヌンイラ 一本負(大外刈) ◯西願寺(コマツ)
開始早々、組み際の大外刈にはまってしまい、優勝にはあと一歩届きませんでした。

業務との両立の中、持ち味を出すことができ、優勝にこそ届きませんでしたが、結果につなげることができました。

+78㎏級
緒方亜香里:初戦敗退

緒方 GS一本負(大外刈) ◯田知本(ALSOK)
序盤、お互いに攻め合位、中盤、相手の技を受けてしまい、消極的指導を受けます。終盤、相手の組手になってしまい再度、消極的指導を受けます。GSに入った直後に、大外刈にはまってしまい、上位進出はなりませんでした。

昨年の全日本選手権準決勝の顔合わせとなった対戦では、得意の形にすることができず、悔しい敗戦となりました。78㎏級で臨む講道館杯に向けて、しっかり準備させたいと思います。

~男子結果~
90㎏級
優勝 前田(自衛隊体育学校)
2位 渡邉(了徳寺学園)
3位 川上(國學院大學職員) 
3位 北野(パーク24)

100kg級
優勝 垣田(旭化成)
2位 郡司(旭化成)
3位 熊代(ALSOK)
3位 小林(旭化成)

+100kg級
優勝 尾原(旭化成)
2位 山本(オネスト)
3位 田上(了徳寺学園)
3位 黒岩(新日鐡住金)

~女子結果~
63㎏級
優勝 土井(JR東日本)
2位 太田(自衛隊体育学校)
3位 佐藤(三井住友海上)
3位 長内(JR東日本)

70㎏級
優勝 西願寺(コマツ)
2位 ヌンイラ(了徳寺学園)
3位 榎谷(JR九州)
3位 新森(コマツ)

78㎏級
優勝 高山(三井住友海上)
2位 梅木(ALSOK)
3位 梅津(三井住友海上)
3位 和田(三井住友海上)

78㎏級
優勝 冨田(コマツ)
2位 山部(ミキハウス)
3位 橋本(コマツ)
3位 町(光仁会病院)

決勝には3名が進出しましたが、残念ながら優勝にはあと一歩届きませんでした。

次の大会に向けてまた課題に取り組んでいきたいと思います。

応援ありがとうございました!

相澤トレーナー

こんにちは!
トレーナーの相澤です。

あっという間に8月も終わりに近づいていますが、この暑さの中先週男女共に夏合宿を行いました!

今週は実業団個人戦で尼崎に来ています。

きつい合宿を乗り越えた選手たちが全力を出せるよう、サポートしていきたいです!

2018 全日本実業個人選手権大会初日結果報告

本日行われました第48回全日本実業団柔道個人選手権大会初日の報告を致します。

男子60kg級に石川祐紀、73kg級に六郷雄平、81kg級に尾方寿應の3名が出場しました。

60kg級
石川裕紀:2回戦敗退

1回戦
石川 ◯ 不戦勝

2回戦
石川 GS一本負(横四方固) ◯竪山(パーク24)

相手に先に攻められる展開で、指導を1度受けた状態でGSに突入します。その後、2度目の指導を受けた後、竪山が巴投をかけたところから寝技に移行し、十字固めを狙います。なんとか十字固めからは逃れましたが、そのまま横四方固で抑え込まれてしまい、上位進出はなりませんでした。

業務後の限られた時間で稽古を積んで臨みましたが、最後はスタミナが続かず、悔しい敗戦となりました。

66kg級
六郷雄平:2位

1回戦
六郷 ◯一本勝(内股) 永井(三菱ケミカル)
六郷左組み、永井右組みのケンカ四つ。開始早々、六郷が巴投げで技ありを奪い、その後も試合を優位に進め、最後は相手を内股で捉え、一本勝ちを納め、2回戦進出を果たしました。

2回戦
六郷 ◯一本勝(袖釣込腰) 野地(新日鉄住金君津)
六郷、野地共に左組みの相四つ。序盤は六郷が組み手で圧倒します。その後、2度目にかけた袖釣込腰が見事に決まり、一本勝ちを納め、3回戦進出を決めました。

3回戦
六郷 ◯(合技) 日紫喜(東レ名古屋)
六郷左組み、日紫喜右組みのケンカ四つ。開始早々六郷が大内刈で技ありを奪います。その直後に小外刈で技ありを奪い、合技で勝利を納め、4回戦に駒を進めました。

4回戦
六郷 ◯一本勝(合技) 西岡(京葉ガス)
六郷左組み、西岡左組みの相四つ。試合中盤に肩襟の大外刈りで技ありを奪い、試合時間残り5秒で小内刈りで技ありを取り、合技で勝利し、準々決勝進出を果たしました。

準々決勝
六郷 ◯優勢勝(大外巻込) 石黒
六郷左組み、石黒左組みの相四つ。試合序盤ではお互いに決め手がなく、終盤に差し掛かり大外巻込で技ありを取りました。そのポイントを守って勝利し、準決勝に進みました。

準決勝
六郷 ◯一本勝(腕挫十字固) 茅野(センコー)
六郷左組み、茅野左組みの相四つ。試合開始30秒で巴投げから十字固めに移行し、一本勝ちを納め、決勝に進出を果たしました。

決勝
六郷 一本負(背負投)◯ 岩渕(センコー)
六郷左組み、岩渕左組みの相四つ。序盤袖釣込腰などの技で投げそうな場面もありましたが、うまく凌がれポイントになりませんでした。2分過ぎに、岩渕が肩襟の状態からの背負い投げを放ち、背中に乗ってしまい一本を取られ敗れました。

先週の国体関東ブロック大会で痛めた肋軟骨の痛みを抱えながらの試合となりましたが、決勝では再度痛めてしまい、優勝には後一歩届きませんでした。しかし講道館杯への出場権は確保しましたので、この後の国体、講道館杯に向けてしっかりと準備させたいと思います。

81kg級
尾方寿應:3位

2回戦
尾方 ◯一本勝(合技) 秋元(東京拘置所)
尾方左組み、秋元右組みのケンカ四つ。序盤は組み手の攻防が続き、中盤に秋元の大内刈りを尾方が返し、技ありを奪います。そのまま寝技に移行し横四方固との合技で一本勝ちを納め、3回戦進出を果たしました。

3回戦
尾方 ◯反則勝(指導3) 神嵜(立花学園教員)
尾方左組み、神嵜右組みのケンカ四つ。序盤は尾方が組み手で圧倒し、相手に指導が与えられます。直後に小外刈で技ありを奪い、抑え込みますが、ここは逃してしまいます。その後も試合を優勢に進め、最後は神嵜に三つ目の指導が与えられ、反則勝ちで勝利を納め、4回戦進出を決めました。

4回戦
尾方 ◯一本勝(送襟絞) 岩永(戸高鉱業社)
尾方左組み、岩永右組みのケンカ四つ。組み手争いからの小外刈で相手が潰れたところを送襟絞に捉え、一本勝ちをし、準々決勝に駒を進めました。

準々決勝
尾方 ◯GS反則勝(指導3) 海老(旭化成)
本戦ではお互い技が決まらず、両者指導2の状態で延長戦に入りました。海老が技をかけて潰れる場面が続きましたが、最後は片襟の指導が海老に与えられ、指導3で勝利し、準決勝進出を果たしました。

準決勝
尾方 GS優勢負(大内刈) ◯永瀬(旭化成)
尾方左組み、永瀬右組みのケンカ四つ。本戦では激しい組手争いの中、指導2-1の劣勢で延長戦に入りました。延長戦に入り、これまでの勝ち上がりからの疲れが見え始め、1分半が経過した時に大内刈で技ありを奪われ決勝進出はなりませんでした。

優勝には届きませんでしたが、講道館杯の切符を掴むことができました。講道館杯での優勝目指して、課題に取り組んでいか戦隊と思います。

~男子結果~
60kg級
優勝:青木(パーク24)
2位:竪山(パーク24)
3位:米村(センコー)
3位:大島(旭化成)

66kg級
優勝:木戸(天理大学クラブ)
2位:高上(旭化成)
3位:橋口(パーク24)
3位:浅利(ALSOK)

73kg級
優勝:岩渕(センコー)
2位:六郷(了徳寺学園)
3位:茅野(センコー)
3位:中村(パーク24)

81kg級
優勝:丸山(パーク24)
2位:永瀬(旭化成)
3位:尾方(了徳寺学園)
3位:中矢(ALSOK)

~女子結果~
48kg級
優勝:坂上(三井住友海上)
2位:常見(コマツ)
3位:森崎(宮崎大学教員)
3位:坂口(ヤックス)

52kg級
優勝:甫木(JR東日本)
2位:内尾(自衛隊体育学校)
3位:五味(JR東日本)
3位:前田(三井住友海上)

57kg級
優勝:松本(ベネシード)
2位:金子(自衛隊体育学校)
3位:鶴岡(コマツ)
3位:石川(コマツ)

明日は90kg級に渡邉勇人、100kg級に阪本健介、+100kg級に田上 創、70kg級にヌンイラ華蓮、+78kg級に緒方亜香里の5名が出場します。

優勝目指して頑張りますので、応援の程、宜しくお願い致します。

石井孝法 124

こんにちは.石井です.

全柔連のA指導員養成講習会|東京が
ナショナルトレーニングセンターで
22-26日まで開催されてます.

私は講師として
5コマを担当しています.
その中の2コマは
「柔道指導に必要な運動学的知識」
です.

運動学は,
科学的運動学と
現象学的運動学があって
どちらも非常に大切な学問です.

できるだけわかりやすく伝えようと考えてますが
考えれば考えるほど難しいです.

正しく捉えられているかわかりませんが
例えば
好きな人がそばにいて星空を見るのと
嫌いな人がそばにいて星空を見るのは
同じ星空でも見え方が違ってきますし
時間の経過も全く違うものに感じます.
でも,科学的運動学の考え方では,
そばの人が誰とか関係なく客観的に
星の位置関係や光の明るさを測定し数値化することで
どちらも同じ星だよねってなります.
時間も同じで,測定して
何分何秒だから一緒だよねってなります.

どちらが良い悪いというものではなく
この両方の考え方がコーチングでは重要で
「知る」と「できる」の違いの理解につながり
「知る」から「できる」につなげることもできるように
なると考えています.
(うまく伝えられないなー.)

私自身も理解を深めて
きちんと説明できるようにしないといけませんね.