ご無沙汰してます。
西山です。
県庁で働いて1年が経ちました。
柔道漬けの毎日を送ってた自分が今では行政に関わっていると考えるとなんだか不思議な感覚です。
今どんな仕事をしてるのか少しご紹介させてもらいます。
前回のブログで計量法という法律に基づいて仕事していると紹介させてもらいました。
「計量」と聞いても皆さん何のことやらと思うかもしれません。
実は皆さんの生活に必ず関わっています。
例えば、ガソリンスタンドで車にガソリンを入れます。10リットル入れたとして、ちゃんと10リットル出てるのか考えたことありますか?
スーパーでお肉を買う時、内容量◯◯gって書いてあって、本当にそれがその内容量入っているか考えたことありますか?
他にもタクシーのメーターなど色々ありますが…
たぶん皆さん、その表示が正しいと思って疑ったことはないと思います。
ぼくも今の仕事をするまではそうでした。
ぼくの今の仕事は皆さんが疑問を持たないよう、適正な計量が行われるように計量器を検査をしています。
僕は和歌山県の職員なので和歌山県しか検査はしていませんが…
上に書いたような取引や証明に使う計量器のことを特定計量器といい、それぞれ有効期限があり、検定、検査を受けることが義務付けられています。
また取引や証明に使える計量器は「検定証印」というマークが付されています。この検定証印がついていない計量器で取引や証明を行なってはいけないことになっているんです。
計量というと柔道では試合前の体重測定がありますね。
今思い返すと今まで大会で計量してきた体重計は検定証印の付いた計量器であったのか、また検査を受けて有効期限内の計量器であったのか思い返してみましたが、もちろん覚えていません。
計量の結果で失格になる選手もいるので、正確な計量器を使用しているとは思いますが…
柔道の計量が証明行為にあたるのかどうかは僕が断言できませんが、今の仕事をしなければ、このような知識は身についていなかったです。
和歌山県の方々の生活に大きく関わる仕事ができてやりがいを感じています。
これからも沢山のことを勉強して和歌山県の発展に貢献していきたいと思います!
自分のことばかりになりましたが、了徳寺学園柔道部の活躍を心から応援しています!
ウルフ選手、志々目愛選手、永山選手、世界選手権頑張ってください!