2023年アジア競技大会最終日結果報告

中国・杭州にて行われていますアジア競技大会柔道競技の最終日の結果を報告いたします。

国別混合団体戦

準々決勝

日本 4-0 ネパール

田嶋〇一本勝(袖釣込腰) SARU

高橋〇一本勝(合技:体落+袈裟固) JOSHI

太田〇一本勝(内股) GOLE

玉置〇一本勝(大外刈) SHRESTHA

準決勝

日本 4-0 韓国

高橋〇GS一本勝(上四方固) KIM

太田〇一本勝(内股) KIM

玉置〇GS優勢勝(小外掛) HUH

大吉〇一本勝(裏投) LEE

高橋は個人戦+78㎏k超級金メダルのKIMと対戦し、お互い攻め合う互角の展開が続き、勝負はGSに突入します。その後、寝技のチャンスをしっかりとものにして上四方固にきめて、日本チームに貴重な先取点をもたらしました。

3-0で日本チームがリードして迎えた大吉の試合は、序盤からお互い技を掛け合う展開が続きます。残り一分のところで激しい組み手争いが続き、両者に組み合わないとの指導が与えられます。その後、相手の中途半端な攻撃を豪快な裏投で叩きつけ、日本チームの勝利決める決勝点を挙げました。

決勝

日本 4-0 ウズベキスタン

太田〇優勢勝(崩上四方固) YUSUPOV

玉置〇一本勝(横四方固) KELDIYOROVA

大吉〇一本勝(隅落) YULDOSHEV

田中〇GS反則(指導3) MATNIYAZOVA

日本チームが2点リードで迎えた大吉の試合は、今大会の決勝で橋本選手を破って金メダルを獲得した銅階級のチャンピオンとの対戦となりました。チームの劣勢を挽回せんと積極的に攻めてくる相手に対して、しっかりと対応しますが、先に指導を受けます。残り1分のところで大吉から組みにいきますが、ここで、両者に組み合わないとの指導が与えられます。ここから大吉が積極的に前に出て、相手の強引な袖釣込腰を隅落に合わせて一本を奪い、貴重な3点目を挙げました。

大吉、高橋共に出場した2試合とも勝利し、チームの優勝に大きく貢献しました!