石井孝法 174

こんにちは.石井です.

以前,
「アスリートやコーチも批判的に
 思考する能力がないと
 とても危険ということです」
とブログに書きました.
https://www.ryotokuji.or.jp/wp/2022/08/25/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E5%AD%9D%E6%B3%95%E3%80%80172/

それを気づかせてくれるニュースがありましたね.
モーニングショーで玉川氏が
事実に基づかない発言をした件です.
これまでの誤った発言(情報)もたくさんでてきました.
羽鳥氏の番組は昔も印象操作をしていたので
情報を専門とする人たちは印象操作の事例として
よく使ってました.

マスメディアが情報操作をすることは,
わかっている人はわかっています.
しかし,わからない人はわかりません.

視聴率が自身のプレゼンスを高めていると
勘違いしてしまうと平気で噓をつくのでしょう.
嘘というよりは「詭弁」ですね.
誤った推論形式や前提を“意識的”に使用して
主張を正しく見せかける論法です.
これは「批判」ではないですね.
批判は,議論(結論,前提,推論)を
明確にし妥当であるかを確認します.

インターネットやSNSの普及で
情報に触れやすくなっていますが大氾濫状態です.
批判の能力はそんな中を泳ぐ(生きる)力だと思います.
溺れないようにトレーニングし続けないとですね.