都留麻瑞 13

こんにちは!

都留麻瑞です。

つくばのご飯屋さん紹介シリーズではなく、たまには真面目に笑

最近考えたことを書きたいと思います。

さて、遡ること2週間前。部員総会のあと金丸監督から「企業スポーツの価値とは」というテーマで、ありがたいお話がありました。

「スポーツの価値とは何か」

この題材は筑波大学に入学してから卒業するまで授業の中で幾度となく登場し、色々な分野の先生方のお話を聞く機会がありましたが、様々な解釈ができる問題だと思います。

「企業スポーツの価値とは何か」を考える際には、スポーツの価値を考えることに加え、企業がスポーツチームを持つと言うことのメリットは何か。私たち選手が会社に貢献できることは何か。考えなければいけません。今回のお話は、いま一度考え直す良い機会となりました。

また、金丸監督は応援してもらうためにはという話の中で「親近感」と言うキーワードをあげていました。みなさんも自分の友達や知り合いが出ているからという理由でスポーツ観戦や発表会などに行ったことがあるのではないでしょうか。

では、友達でもなく、同僚でもない方たちにどうすれば「親近感」を持ってもらえるのでしょうか?

私なりに考えた答えは、その選手のバックグラウンドを知ってもらうことです。バックグラウンドとは、その選手の経歴や生い立ちなどのことです。

一般の方は、基本的に試合に出ている姿しか見ることができないので、試合に出ている競技者の光が当たっている所しか見えないわけです。昔Twitterでこういった内容のツイートを見たことがあります。

“ある人気シリーズの映画の制作陣は最初に主人公をどこまで不幸にできるかを考えるそうです。なぜなら困難と向き合いどう成長していくかが面白さのポイントだからとの事。”

そうです。みんなそういうストーリーが大好きなんです!笑

人生は誰しも大なり小なり困難が訪れます。そんな時にこういった映画や、困難を乗り越えて戦っているアスリートを見て感銘を受けます。こんな一流の人でも苦しんでいるんだなと。憧れと同時に一種の仲間意識が芽生えるのではないでしょうか。

例えば、私は前十字靭帯を2回切っており、現在2回目のリハビリ中です。前十字靱帯を切ってからというもの前十字靱帯を切ったことのあるアスリートは気になります。笑

それが例え柔道でなくても、サッカーやバスケットボールの選手だとしてもです。

学生時代、同じ年に前十字靱帯を切ったバスケ部の友達とも「なんか仲間意識芽生えるよね」という話をしたこともあります。やはり痛みや辛さが分かるからでしょうか。

勝手に仲間意識を抱き、そして応援したいと思います。辛いリハビリを乗り越えて復帰し、活躍している選手は目標にもなります。

出身県や学校が同じ、怪我や挫折を乗り越えている姿など、色々なところに自分との共通点を見つけ、応援したくなるのではないでしょうか。

応援してもらう選手になるためには、その選手の バックグラウンド、つまり、ストーリーを知ってもらうことは有効ではないかと思います。そのためには自ら発信していく姿勢も大切かと思います。

ここまで長く書きましたが、全て私の今ある知識からの推測に過ぎません。私事ですが、先日筑波大学院に入学しました。2年間しっかり勉強して、卒業時には金丸監督の質問にも答えられるように頑張りたいと思います!

みなさんが「親近感」を抱くアスリートはどんな人ですか?

ぜひ機会があれば議論しましょう!笑