皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
了徳寺学園柔道部OBの鈴木貴士です。
前回は12月だったかと思いますので、8か月ぶりとなります。今回が10回目になりますね。
さて、今回も引き続き、本県柔道連盟の取り組みを宣伝したいと思います。
昨年度、全日本柔道連盟 女子柔道振興委員会さまの助成により、「女子柔道ハンドブック」を作成しました。ホームページから閲覧、ダウンロードができますのでぜひご覧いただけましたら幸いです。
https://judo-ishikawa.com/category/pickup/
このハンドブックにも記載していますが、現役を終えた女性選手の柔道の関わりについて本県ではいろいろと取り組んでいます(前回ブログ参照)。
今年度は、同じく全日本柔道連盟 女子柔道振興委員会さまの助成により、「美と女子柔」というイベントを実施いたします。単純に、畳の上で親子で運動しましょうというイベントなのですが、「ゆる柔道」や「畳の上での活動」を通し、柔道へのカムバックを目的としています。
最も意識しているのは、職業としてのカムバックです。どうしても「カムバック」となると、指導者や審判、役員としてという認識が強いと思います。本イベントは参加者もカムバックとなる人も多いのですが、イベント講師や看護師、保育士などもほとんど「柔道関係者」です。
多様性が求められる時代、人の価値観もそれぞれ異なることとなり、それに適応できない組織は廃れて当然だと思います。
①「柔道に貢献するためには、どんな職業につけばよいか」
これまではこの考え方が主流だったように思います。
今の時代は、
②「自分の仕事をどう活用すれば、柔道に貢献できるか」
この考え方のほうが大切だと思っています。
ただ、私にはどうしても組織側が「貢献する」という表現をしてしまうと、「恩を返してなんぼ」という意味合いに聞こえてしまいます。
ということで、
③「柔道をしていた人たちが柔道をやってて良かったという環境を構築する柔道連盟」を現在は目指しています。
「組織のための人づくり」ではなく、「人のための組織づくり」
頑張っていきたいと思います。
というわけで、今回はここらへんで失礼いたします。
これからも了徳寺学園柔道部の皆様を心より応援させていただきます!!
鈴木貴士