本日、東京武道館にて全国整復学校協会柔道大会が行われました。
男子は3年連続12回目の優勝となりました。
女子も健闘しましたが、予選リーグ敗退となりました。
応援いただいたみなさんありがとうございました。
以下に全試合の結果を載せます。
予選リーグ1試合目
了徳寺学園医療専門学校 5−1東京柔道整復専門学校
先鋒 筒井 ◯(縦四方固)− 石井
次鋒 繪面 ◯(横四方固)− 松園
五将 重松 (引き分け) 木次
中堅 椎名 ◯(肩車)− 唐鎌
三将 阪本 ◯(大外刈)− 小池
副将 郡 (反則負)−◯原田
大将 菊池 ◯(払い腰)− 福田
先鋒の筒井は組み際の技を多用し、開始1分に大内刈り有効、その後も攻め続け小外刈りにて相手を崩した後に横四方から縦四方固めに移行し一本勝ち。
次鋒の繪面は、序盤に組み手争いが多くなかなか決定的な技に入れなかったが、2分過ぎに前後の技をバランスよく組み合わせ内股で相手を崩したのちに横四方固めで一本勝ち。
五将重松は非常にアグレッシブに攻め込みますが、相手も応戦し決定打にかけ引き分け。
中堅椎名は2分程度、硬直状体が続いたところに、相手が不用意に前に出ていたところに肩車で合わせ豪快に投げ一本勝ち。
三将の阪本は開始後すぐに大外刈りで豪快に投げ一本勝ち。
副将の郡は送り襟締めにて締めるも審判の「待て」の声が聴けずに締め続け反側負け。
大将の菊池は開始早々に相手に圧力をかけ、小外刈りで後ろに下がって前に出ようとしたところを払い腰で合わせて一本勝ち。
予選リーグ2試合目
了徳寺学園医療専門学校 7−0関西健康科学専門学校
先鋒 筒井 ◯(合技)− 及川
次鋒 繪面 ◯(内股)− 田靡
五将 重松 ◯(横四方固)土井
中堅 椎名 ◯(縦四方固)− 福田
三将 阪本 ◯(引込返)− 松嶋
副将 青木 ◯(内股)−桐山
大将 菊池 ◯(払腰)− 日笠
先鋒の筒井は序盤から一気に攻め開始早々に小外刈りにて技あり、その後も攻めを緩めず払い腰にて技ありの合わせ技一本勝ち。
次鋒の繪面も開始早々内股にて一本勝ち。
五将重松は開始から一方的に攻め早々に大外刈りにて技あり、そのまま縦四方固めに移行し一本勝ち。
中堅椎名は互いに攻め合うも、開始1分、組手争いから組み際に大外刈りで技あり、その後、ペースをつかみ積極的に攻め2分30秒に払い巻き込みにて合わせ技一本勝ち
三将の阪本は序盤から圧力にて相手を下げ、30秒に払い腰にて豪快に投げ一本勝ち。
副将の青木は常に有利な組手をキープして、内股、大外、大内で相手を攻め、開始2分、相手が我慢できずに不用意に出てきたところを内股で合わせて一本勝ち。
大将の菊池は開始30秒、相手に圧力をかけ小外刈りにて後ろに下がったところ前に合わせて払い腰で一本勝ち。
準決勝
了徳寺学園医療専門学校 6−0仙台接骨医療専門学校
先鋒 筒井 ◯(反則勝)− 加藤
次鋒 繪面 ◯(内股)− 菅野
五将 重松 ◯(大内刈)内海
中堅 椎名 ◯(合技)− 山口
三将 阪本 ◯(払腰)− 阿部
副将 青木 (引分) 薩川
大将 菊池 ◯(合技)− 北畠
先鋒の筒井は組み際の小外、払い腰で前後、左右に積極的に攻め、相手に反撃にタイミングを作らせず、指導を量産。開始2分30秒、相手に4つ目の「消極的」指導が与えられ反則勝ち。
次鋒の繪面は開始30秒、小外刈りにてフェイントを入れたのちに内股にて一本勝ち。
五将重松は序盤から相手が一方的に下がって行き、大内刈りで合わせ一本勝ち。
中堅椎名は序盤から積極的に攻め、開始1分、相手の頭を下げさせて帯取り返しにて有効、その後、も攻めを緩めず、払い巻き込みにて豪快に投げ一本勝ち。
三将の阪本は序盤から圧力にて相手を下げさせ、30秒に払い腰にて技あり、続く1分に同じく払い腰にて豪快に投げ一本勝ち。
副将の青木は大きい相手に対し、一定の距離を維持しつつ、足技から果敢に攻めるも決定打なく、相手も体を活かして反撃に出るも決まらず引き分け。
大将の菊池は開始早々に払い腰にて技あり、その後も相手に圧力をかけ相手が我慢できなくなり、前に出てきたところを再び払い腰にて一本勝ち。
決勝
了徳寺学園医療専門学校 6−1関西医療学園専門学校
先鋒 筒井 ◯(合技)− 上田
次鋒 繪面 ◯(内股)− 豊田
五将 重松 ◯(大内刈り)奥平
中堅 椎名 (送襟締)− ◯有留
三将 阪本 ◯(帯取返)− 山口
副将 青木 ◯(内股)− 河野
大将 菊池 ◯(払い腰)− 小野
先鋒の筒井は序盤から積極的に攻め、開始1分小外刈りにて有効を奪いそのまま横四方固めにて一本勝ち。
次鋒の繪面は開始早々内股にて一本勝ち。
五将重松は積極的に攻め、開始30秒に大内刈りにて技あり、そのまま袈裟固めにて一本勝ち。
中堅椎名は有利な組手をゆるし、頭が下がったところを一本背負いにてつぶれてしまい、首が空いたところをすかさず送り襟締めにて締められ一本負け。
三将の阪本は圧力をかけ相手を下がらせ開始30秒に膝車にて一本勝ち。
副将の青木は有利な組手を維持しつつ足技や内股、小外にて果敢に攻め、相手が不用意な技に来たところを上から寝技にて攻め、縦四方固め一本勝ち。
大将の菊池は落ち着いて相手の出方をみながら小外刈りにて後ろに揺さぶって、相手が前に出てきたところを払い腰にて一本勝ち。
女子
了徳寺学園0−2 東京柔道整復専門学校
高林 ‐◯(横四方固め) 仲
桜庭 ‐◯(横四方固め)斎藤
石本 引分 皆川
先鋒の高林は相手に攻められることが多く、後ろに下がったところを出足払いにて有効、そのまま横四方固めにて一本負け。
次鋒の桜庭は相手に奥襟を持たれ攻められる模、釣り手から持ち、間合いをとり背負い投げ、小内刈りなどでしぶとく反撃、開始2分に相手の内股に耐え切れず有効、そのまま横四方固めにて一本負け。
大将の石本は良く攻め合い、ともに決定打なく引き分け。
了徳寺学園0−3関西医療学園専門学校
高林 △ ‐(縦四方固め)中川
桜庭 △ ‐(払い腰)石井
石本 △ ‐(横四方固め)松浪
先鋒の高林は序盤から攻められるも、ケンカ四つで相手の肘を押さえて防戦し、相手の出てくるタイミングに足払いや、大内刈りにて反撃。一進一退の攻防が続くも、終了30秒前に不用意に下がったところを大内刈りから内股にて有効、そのまま袈裟固めにて一本負け。
次鋒の桜庭は開始早々払い腰にて一本負け。
大将の石本は長身の相手に奥襟をもたれ攻められるも、間合いをとり大内刈りで反撃、開始1分、相手のプレッシャーに頭を下げさせられたところを大内刈りから払い腰にて合わせられ一本負け。
了徳寺学園0−3臨床福祉専門学校
高林 △ ‐(払い巻き込み)諏訪部
桜庭 △ ‐(大外刈り)梁田
石本 △ ‐(払い腰)西村
先鋒の高林は開始早々相手のプレッシャーにて不用意に下がって大外刈りから払い後巻き込みにて一本負け。
次鋒の桜庭は体重差がある相手に、しぶとい組み手で応戦するも下がったところを大外刈りにて一本負け。
大将の石本は開始早々に下がったところを払い腰にて合わされ一本負け。