鍋倉那美 18

みなさまこんにちは‼︎
鍋倉那美です。

先日出場したグランドスラムパリでは、たくさんの応援ありがとうございました。

今回のグランドスラムパリは、5回目の出場となりました。今年は出場人数も多く私はノーシードだったため、試合数が多いだろうと予想していたのですが、ドローを見た瞬間、驚きました。
数少ない小山に入っており、トーナメントを制するまでの試合数は全部で6試合‼︎(一応、前回王者なのですが、、、。笑)
柔道の神様は意地悪だな~とか。いや、たくさん試合できて幸せなのかな。いや、でもキツイなぁ~。などとドローが出てからいろいろ考えていました(笑)。


また、一日で6試合もするのは高校生以来でしたので、やり切れるのかなと心配もある中、試合当日の朝を迎えました。


もちろん目指すは優勝ですが、先の事を考えるとゾッとするので、「深く考えない。一つ一つ目の前の試合を勝っていくしかない」とメンタルをコントロールし、試合開始も8時からと早く長い一日になると考え、朝のアップもいつもより手短に終え試合に備えるようにしました。

戦術的には、組手と足技をうまく使う事。チャンスがあれば練習している担技で投げたい。奥襟を持たせない事を考えて試合に挑みました。

結果、準決勝戦まで複数の技や寝技を使い勝ち上がることができましたが、決勝戦でイスラエルの選手に指導3で敗れて2位でした。

完全に勝てた試合を、自ら落としてしまう様な形で敗れてしまいとても悔しいです。

敗因は、ルールの解釈ミスと、貪欲に勝負に厳しく向き合う事ができなかった事だと感じています。勝つことに徹する事ができず、投げを狙い過ぎて相手に合わせてしまったり、詰めの甘さが出てしまいました。

相手も必死なんだなと。改めて、勝負で勝ちきる事の厳しさを痛感しました。それでも、ここ最近少しずつ自分の柔道を取り戻す事が出来ていると感じています。練習していた袖釣込腰で投げる事が出来きた事は良かったです。

今回の負けから得た反省点を改善し、引き続き日々自分自身と向き合い、勝負に対してより厳しく取り組み、次の大会では勝ち切りたいと思います。
今後とも、応援よろしくお願い致します。

遠征から帰国し3日がたちましたが、絶賛時差ぼけ中です。まずは、早く時差ボケを直して、正しい生活リズムを取り戻していきたいと思います。

最後まで御一読頂きありがとうございました。

それでは、失礼致します。