2022年 全日本選抜体重別選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会初日の結果を報告致します。

48kg級

角田夏実:2位

馬場彩子:初戦敗退

1回戦
角田◯反則(指導3)渡邊(東海大)

序盤、積極的に前に出て圧力を掛けてくる相手に対して角田は冷静に対応します。片襟から攻めてくる相手に対して指導1が与えられます。中盤、激しい組際の攻防になり、角田は巴投を掛けますがポイントならず。その後、両者に指導が与えれ、相手は指導2となります。終盤、角田が組み、巴投で攻めますがポイントには至らず。その後、相手に指導3が与えられ、相手の反則負けによって一回戦を突破します。

馬場 GS優先負(小内刈)◯渡名喜(パーク24)
序盤、慎重になる両者に対して、指導1が与えられます。馬場は巴投で攻めようとしますが、相手が足を捌き抑え込まれそうになりますが、凌ぎます。相手に小外刈で攻められ馬場に2度目の指導が与えられます。その後、徐々に馬場もペースを掴んでいましたが、延長5分過ぎに馬場が巴投に入ったところを小内刈で合わされ、技ありを奪われ、悔しい敗退となりました。

準決勝

48kg準決勝
角田◯GS一本勝(腕挫十字固)立川(福岡県警)

序盤、角田が積極的に組もうとし相手に一回目の指導が与えられます。中盤、なかなか技の展開を作らない両者に対して指導が与えられます。終盤、角田は内股で攻め込みますが、ポイントにならず延長戦に入ります。延長戦に入り、立川が逆の一本背負投で攻め込み角田に2回目の指導が与えられ、指導が並びます。角田は巴投で攻め込みますが、相手をなかなか崩すことが出来ず、苦しい展開が続きます。延長に入って10分が経とうとする中、相手が潰れたところを角田が寝技の展開を作り、腕挫十字固を極めて、厳しい戦いを制して、決勝戦に駒を進めました。

決勝

48kg決勝
角田 反則負(指導3)◯渡名喜(パーク24)
序盤、両者に指導が与えられます。中盤、相手に対して、2回目の指導が与えられます。本戦の終了間際に何故か角田にも2回目の指導が与えられ、指導が並び、延長戦に入ります。延長戦に入り、角田は巴投での攻撃や間合いを詰めて攻め込みますがポイントを奪うことができません。その後相手の捨身技に大内刈を合わせて技ありが宣告され、勝負あったと思われましたが取り消しとなります。その後も小外刈や巴投で攻め込み、相手に指導かと思われましたが宣告はありません。試合時間が10分を過ぎたころ、相手に大内刈(この際にも相手の手が帯より下を持っていましたが…)をかけられ両肘を付いたことにより指導と技ありが宣告され、累計での反則負けとなり悔しい敗退となりました。

52kg級

志々目愛:3位

1回戦
志々目◯不戦勝 萩(センコー)

準決勝
志々目 GS優勢負(内股透)◯白石(環太平洋大)
序盤、相手に指導1が与えられます。中盤、両者に指導が与えられます。その後相手が完全に両襟を持ってブロックの形になりますが指導は与えられず、勝負はそのまま延長戦に入ります。延長に入って相手が小内刈と背負投の連携で攻め込み、志々目に2回目の指導が与えられます。その後、志々目が内股に入ったところ相手がうまく透かして技ありを奪われ、準決勝敗退となりました。

57kg級

富澤佳奈:初戦敗退

1回戦
富沢 GS反則負(指導3)◯芳田(コマツ )
序盤、ケンカ四つの相手に組手で圧力を掛け攻めようとしますがなかなか組み合うことが出来ません。お互い自分の形になれない中、富沢にだけ指導1が与えられます。中盤、寝技で攻め込む状況を作りますが、あと一歩で抑え込みまで至りません。終盤、富沢に対して2度目の指導が与えられます。延長戦に入り、相手が片手から攻め、技をなかなか描けることができず、膠着した展開となり、両者に指導が与えられ、富沢の反則負けで初戦敗退となりました。

63kg

鍋倉那美:2位

1回戦
鍋倉◯GS反則(指導3)立川(東海大)
序盤、組み合わない両者に対して指導1が与えられます。鍋倉は、積極的に技をかけ、相手を押し込む展開になりますが、ポイントを奪うまでには至りません。相手が裏投に入り、鍋倉を大きく抱え込んで崩されましたがなんとか耐えます。その後も先に攻め込んで相手に2度目の指導が重ねられ、延長戦に入ります。鍋倉は積極的に内股、大内刈で攻め込み相手を追い詰めていきます。その後、相手に3度目の指導が重ねられ、反則により初戦を突破しました。

準決勝
鍋倉◯GS反則(指導3)山本(パーク24)
序盤、両者に指導が与えられます。その後、鍋倉にかけ逃げの指導が重ねられ、後がない展開となります。中盤、鍋倉がなんとか片手から攻め込み相手に指導が宣告され、両者の指導が並びます。終盤、鍋倉のペースで試合を展開し、内股で攻め込みますがポイントにはならず延長戦に入ります。鍋倉は、奥襟をとり間合いを詰め、更に内股へ展開して攻め込みます。延長戦に入り3分過ぎに相手に3回目の指導が与えられ、相手の反則負けにより鍋倉が勝利し決勝戦に駒を進めます。

決勝
鍋倉 反則負(指導3)◯堀川(パーク24)

序盤、両者激しくい攻め合います。中盤、両者は一歩も引くことなく技を掛け合います。終盤両者ポイントがないまま延長戦に入ります。その後、鍋倉に1回目の指導が与えられます。堀川が寝技で関節技に展開し、腕挫十字固を決められますがなんとか耐えます。更に鍋倉に2回目の指導が重ねられます。試合時間が10分になったところで両者に指導が与えられ、鍋倉の反則負けとなりあと一歩、優勝には届きませんでした。

+78kg

粂田晴乃:初戦敗退

1回戦
粂田 反則負(指導3)◯児玉(東海大)
序盤、両者に指導が与えられます。中盤、粂田は攻めることが出来ず2回目の指導が重ねられます。終盤、相手に大内刈をかけられ押し込まれますがなんとか耐えます。更に粂田に指導が重ねられ反則負けとなり、初戦敗退となりました。