本日、滋賀県武道館にて行われました全日本実業柔道個人選手権大会最終日の結果を報告致します。
73kg級 込山龍哉 3位
2回戦
込山◯一本(送襟絞) 野村（天理大学クラブ）
込山右、相手右の相四つ。開始早々、相手を潰してすぐに回転しながらの送襟絞で一本勝ち。3回戦進出となりました。
3回戦
込山◯一本(袖釣込腰)伊藤（石田接骨院）
込山右、相手右の相四つ。開始30秒に袖釣込腰が決まり一本勝ち。
4回戦
込山◯GS技あり(浮落）古賀（慶應柔友会）
込山右、相手右の相四つ。序盤、厳しい組み手争いが続きます。2分、込山は相手に圧をかけながら技を仕掛けると、消極的な相手に指導1が与えられます。その後、両者ともに決め手がなく、ゴールデンスコアに突入。
ゴールデンスコア1分半、互いに技が出ず込山に指導1、相手に指導2が与えられる。その後、相手は組み際に大内刈をしかけてくると、込山はそれに合わせて浮落を仕掛け、これが技ありとなり優勢勝ち。準々決勝戦に駒を進めます。
準々決勝戦
込山◯GS一本(背負投)西岡（京葉ガス）
込山右、相手左のケンカ四つ。序盤、厳しい組み手争いが続きます。1分40秒、組み合わない相手に指導1が与えられます。その後も組み手争いが続き、2分50秒、両者組み合わず込山に指導1、相手に指導2が与えられます。その後、込山は肩車で攻めるもポイントにならず、ゴールデンスコアに突入します。
ゴールデンスコアに入ると相手は背中を持って間合いを詰めてきますが、込山は肩車から背負投に連絡して豪快に投げて一本勝ち。準決勝戦進出となります。
準決勝戦
込山(巴投)GS一本◯吉田（自衛隊体育学校）
両者右の相四つ。1分過ぎ、出足払で相手を倒すも腹這いとなりポイントにはならず。中盤まで、組み手争いが続き、2分、組み合わない両者に指導1が与えられます。その後、組み手争いの中で、相手が圧力をかけながら組み際に小内刈、内股をしかける展開になります。3分過ぎ、消極的な込山に指導2が与えられます。込山は肩車でしかけるもポイントにならず、ゴールデンスコア突入。
ゴールデンスコア1分過ぎ、偽装攻撃をした相手に指導2が与えられます。そこから込山は圧力をかけながら前に出ますが、相手の小内刈からの巴投が決まり一本負け。惜しくも3位となりしたが、講道館杯の出場権を獲得しました。
73kg級 川崎祥太：3回戦敗退
2回戦
川崎◯(反則勝ち)加納(東芝プラント)
川崎右、相手右の相四つ。開始早々に相手の背負投が偽装攻撃になり指導1。その後、大内刈、巴投とせめて、1分過ぎに相手に指導2。その後も、組み手で優位に立ちながら背負投で攻めて、2分過ぎに消極的な相手に反則負けが与えられ、3回戦進出となりました。
3回戦
川崎(谷落)GS技あり◯石郷岡（センコー）
川崎右、相手右の相四つ。開始40秒、川崎が袖口を握っているとして指導1が与えられます。中盤まで、組み手争いが続きます。2分半、相手は攻めてはないが技のフェイントを繰り返し、消極的とみなされた川崎に指導1が与えられます。その後、両者決め手なく、ゴールデンスコアに突入。
ゴールデンスコアに入って、川崎は巴投で攻めますがポイントにならず。ゴールデンスコアの2分過ぎ、川崎が払腰を掛けたところを谷落で返されて、これが技ありとなり優勢負け。3回戦敗退となりました。
優勝には届きませんでしたが、込山が講道館杯の出場権を確保しました。
来週末は全日本女子選手権大会が開催され、角田夏実、能智亜衣美2名が出場します。
応援の程、宜しくお願い致します。