石井孝法 162

こんにちは.石井です.

先日,トレンドで
反田恭平さんと小林愛実さんが
第18回ショパン国際ピアノコンクールで
2位と4位に入賞した
というものが上位にあがってました.

日本人でもこういうところで
活躍できるんだなーと
興味が湧き
実際にFinal roundを
観てみました.

観た(聴いた)結果…

「すげー」
とはなりましたが
何がすごいかわからない…

優勝者やその他の人の差がわからない…

もちろん演奏中に解説なんか
入るわけでもない…

自分の教養のなさを痛感しましたが
ふと
柔道もハイパフォーマンスのすごさって
一般の方に伝わってないんだろーなー
と思いました.

観るスポーツとして
「ルールをわかりやすく」は
ある一定のレベルまでと思ってまして
あまりにルール変更に頼ると
技の巧みさは失われていきます.

ピアノの演奏に対して
僕でもわかるように
個性を出してくれとか
極端な演出をしてくれ
というのは違うなーと.
僕自身が教養を高め,
聴く能力も高めていくことで
少しずつ
演奏の深みや巧みさが
わかってきて
楽しくなるんだろーなと.

で,何が言いたいかというと
柔道も観るスポーツとして
わかりやすさだけを追い求めるのではなく
観る人たちの観る目を育てていくような
取り組みが必要なんだと思います.

これは,昔から考えてますが
なかなか難しいです.

マネタイズを一歩間違えると
スポーツのサーカス化が加速するので
選手が振り回されて
消耗品になってしまいますし.

やることが多すぎて
困りましたね…