石井孝法 159

こんにちは.石井です.

このブログは,
オリンピック開催前に書いています.
このブログが掲載される時には
すでに初日の結果が出ています.

私たちは
混沌とした中でも
できることを明確にしながら
最善を尽くしてきました.
これが
「つもり」でなかったかは
大会が終わった時にわかると思います.

リオ五輪が終わってから
たくさんのことがありました.
今は語ることができません.
大会が終わり,落ち着いたら
次世代のために記録を残そうと思います.

ふと,
東日本大震災の時を思い出しました.
震災直後,荒れ果てた町にポツンといた
おばあちゃんへのインタビュー.
おばあちゃんはこう言いました.
「人にやられていれば,恨むべき人がいる.
でも,自然は恨むことができないから苦しいね」
と.

Covid-19も自然でしょう.
(さまざまな説はありますが…)
皆が苦しい思いをしています.
最初は,皆で乗り越えようという空気でしたが
今は誰かに矛先が向けられています.
どこかに恨むべき標的を作るように.
誰かに怒りを向ければ
向けた人は楽になるのでしょうか.
向けられた人はより苦しくなります.
現状,日本は苦しみは増幅させているように感じます.

大きな苦しみの流れに疲れた人は
ぜひオリンピックで日本選手を応援してほしいと思います.
誰かに矛先を向けるのではなく,
その手(応援)で支えることで
何かが変わると思います.
よろしくお願いします.