2021 ブダペスト世界選手権大会2日目結果報告

世界選手権大会2日目の結果を報告いたします。

52kg級

志々目愛:優勝

2回戦
志々目◯ 一本勝(崩袈裟固) IRAOUI(モロッコ)


序盤、相手が志々目の釣手を抑え、中々技に入れません。中盤相手が背負投を掛けつぶれたところを素早く寝技に移行し、腹包で返してそのまま抑え込み、一本勝となり、初戦突破しました。

3回戦
志々目◯ 優勢勝(内股)PUPP(ハンガリー)


序盤、内股を押し込んで技ありを奪います。その後、志々目に場外の指導が与えられます。良いタイミング肩車を試しますが、ポイントには至りませんでしたが、志々目が主導権を握り、相手に消極的との指導が与えられます。終盤、相手がつぶれたところを寝技へ移行し、腹包で攻め、抑えようとするも決めきれませんでしたが、そのまま試合終了となり、優勢勝で準々決勝に進みました。

準々決勝
志々目◯ GS優勢勝(小外刈)RAMOS(ポルトガル)


序盤、志々目は中々2本持つことが出来ずペースを掴めません。中盤、挽回しようと組みにいきますが、相手に組み手を嫌われ、釣手を持つことが出来ず、逆に払巻込を受けてしまいます。終盤に志々目に対して、消極的の指導が与えられます。勝負は延長戦に入り、相手に指導が与えられます。その後自分の組手になった際に小外刈で技ありを奪って準決勝進出を決めました。

準決勝
志々目◯ 一本勝(崩袈裟固)KELDIYOROVA(ウズベキスタン)


序盤、相手が低い袖釣込腰をかけ、志々目は冷静に対応し返しも狙います。中盤、組み勝ち志々目のペースで試合を進めるものの、投げるまでには至rません。終盤、相手が潰れたところ、ワンチャンスを逃さず寝技へ移行し、腹包で抑え込み一本勝となりました。

決勝
志々目◯ 一本勝(合技:内股+上四方固)  PEREZ BOX(スペイン)


序盤、相手は志々目の釣手を徹底して落とし、中々組むことができません。その後、両袖の絞り合いになり、両者に指導が与えられます。中盤、志々目は釣手を持つことができるようになり、少しず自身のペースで足技から攻めていきます。終盤、得意の内股で技ありを奪うとそのまま上四方固にきめ、一本勝ちで見事、2017年のハンガリー以来となる2度目の世界選手権チャンピオンの座に返り咲きました。

徹底して相手に組み手を嫌われ、なかなか自分の形にさせてもらえない中、少ないチャンスをしっかりとものにして、2度目の世界一の座をつかみ取りました!