2021年 関東選手権大会結果報告

本日行われました関東選手権大会兼全日本選手権関東予選の結果を報告致します。

男子

込山龍哉:3回戦敗退

1回戦
込山◯(一本勝:肩車) 野村陽光(埼玉県・埼玉栄高)

開始早々、超級の相手に対して、肩車で一本を奪って危なげなく初戦を突破しました。

2回戦
込山◯(優勢勝:巴投) 菅原光輝(神奈川県・東海大学)

序盤は巴投で攻め込み、少しずつ流れをつくっていきます。中盤、込山は組手を徹底して攻撃し、相手に消極的との指導1が与えられます。終盤、組み合ない両者に指導が与えられます。残り30秒、込山の巴投が有効となり、2回戦突破となりました。

3回戦
込山 (GS一本負:縦四方固)◯千野根有我(茨城県:筑波大学)

序盤、組み合わない両者に対して1回目の指導が与えられます。込山が技を掛け潰れた所、相手がすかさず抑込となりますが、なんとか7秒で逃げます。込山に組み合わないとの2回目の指導が与えられます。その後、相手が支釣込足で、込山を大きく崩しますが、畳スレスレで背中を着かず、腹這いで落ちなんとか耐えました。延長戦に入り、相手に片襟との2回目の指導が与えられます。込山が横落を掛け、必死に投げにいこうとしましたが、そのまま縦四方固で抑え込まれ一本負となりました。

全日本選手権出場はなりませんでしたが、重量級の若手有望選手相手に力を出し切ったと思います。

女子

能智亜衣美:3位

2回戦
能智◯(優勢勝:支釣込足) 山本海蘭(山梨県:富士学苑高)

序盤、組合わない相手に対して、1回目の指導が与えられます。中盤、能智は奥襟を叩いて組み合い、自身の組手から支釣込足で技ありを奪います。その後、能智に場外の1回目の指導が与えられます。終盤、組み合わない能智に対して2回目の指導が与えられますが、ここで試合終了となり、初戦を突破しました。

3回戦
能智◯(GS優勢勝:小外掛) 飯塚亜美(埼玉県:自衛隊体育学校)

序盤、能智はケンカ四つの相手に対して、中々組み合うことが出来ず、展開が作れません。中盤、組み合わない両者に対して1回目の指導が与えられます。終盤、更に組み合わない両者に対して2回目の指導が与えられます。延長戦に入り、能智のペースになれない中、なんとか耐え、小外掛で技ありを奪い、3回戦を突破しました。

準々決勝
能智◯(一本勝:合技:小外刈、横四方固) 高橋瑠璃(山梨県:山梨学院大)

序盤、能智に組み合わない1回目の指導が与えられます。その後、組際に相手が下がったところを小外刈で合わせ、技ありを奪います。そのまま横四方固で抑え込み、合技一本勝で準々決勝を突破し、準決勝に進みます。また、この試合の勝利で全日本選手権への出場権を確保しました。

準決勝
能智 (反則負:指導3)◯寺田宇多菜(神奈川県:JR東日本)

序盤、組み合わない両者に対して1回目の指導が与えられます。中盤、能智に場外の2回目の指導が与えられます。延長戦に入り、なかなか組むことができず技を掛けれない苦しい展開となります。その後、両者指導が与えられ、能智に3回目の指導となり、反則負けとなりました。3位決定戦へとまわります。

3位決定戦
能智◯(反則勝:指導3) 蓮尾紗樹(栃木県:北総合警備)

序盤、両者に対して組み合わないとの1回目の指導が与えられます。終盤、少しずつ能智が組み勝ち、試合の流れを進め、相手に消極的との2回目の指導が与えられます。延長戦に入り、能智が自分の形になることができ、小外刈で攻め込みます。その後、両者に消極的との指導が与えられ、相手が指導による反則負けとなり、試合終了となりました。

課題も見られましたが、重量級の強豪選手相手に真っ向勝負し、全日本に繋げることができました。

男子結果

優勝:前田宗哉(自衛隊体育学校)

2位:佐藤正大(自衛隊体育学校)

3位:野々内悠真(京葉ガス)

4位:吉田優平(自衛隊体育学校)

5位:千野根有我(筑波大学)

6位:飯田健伍(京葉ガス)

補欠:畠山竜弥(山梨学院大学)

女子結果

優勝:寺田宇多菜(JR東日本)

2位:平野友萌(筑波大学)

3位:能智亜衣美(了徳寺大学職員)

4位:蓮尾紗樹(北関東総合警備)

5位:明石ひかる(筑波大学)

6位:都留麻瑞(筑波大学)

7位:新井万央(埼玉栄高校)

補欠:山本海蘭(富士学園高校)