2021年 アジア・オセアニア選手権大会最終日結果報告

本日行われましたアジア・オセアニア選手権大会最終日の結果を報告致します。

100㎏級

ウルフ・アロン:優勝

1回戦

ウルフ◯ 不戦勝 SINGH(インド)

準々決勝

ウルフ◯ 優勢勝(小外刈) REMARENCO(アラブ首長国連邦)

元世界3位の相手との対戦は、序盤、ウルフの肩車が掛け逃げとみなされ、先に指導を受けます。その後、内股を中心に攻撃し、相手にも消極的との指導与えられます。その後、圧力を掛け攻勢なウルフに対して、下がる相手に場外指導が与えられます。その後、小外刈で技ありを奪い、準決勝進出を決めました。

準決勝

ウルフ◯一本勝 ERIHEMUBATU(中国)

左の相四つで奥を叩いてくる相手との対戦は、中盤に差し掛かるところで、抱き着かれた後の小外掛で先に技ありを許します。直後に相手の不十分な支釣込腰を隅落で合わせ、技ありを返します。その後、肩車で技ありを追加して、合技一本にて、決勝進出を決めました。

決勝

ウルフ◯一本勝 KHURRAMOV(ウズベキスタン)

開始早々、ウルフに袖口の指導が与えられます。その後、相手の中途半端な一本背負投に対して掛け逃げの指導が2度与えられます。その後、試合はゴールデンスコアに突入しますが、直後にウルフの見事な内股が決まり、2連戦の最後を優勝で締め括りました。

課題も多く見られましたが、オリンピックに向けて良い経験を積む事ができたように思います。