2021年全日本選抜体重別選手権大会最終日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会最終日の結果を報告致します。

73kg級

大吉 賢:準優勝

1回戦

大吉◯優勢勝(巴投) 橋本(パーク24)

序盤、相手が一本背負投をかけたところを大吉が裏投で切り返して大きく浮きますが、ポイントにはなりません。その後、橋本が技を繋いで大吉に「指導1」が与えられます。大吉は間合いを詰め攻撃しようとしますが、相手に先に攻められ「指導2」が与えられ、後がなくなります。終盤になると大吉は両袖を絞りワンチャンスを狙って巴投に入り、技ありを奪います。残りの時間、組手でうまく捌いて、試合終了し、第一シードの橋本に優勢勝ちにて準決勝戦に進出しました。

準決勝

大吉◯GS反則(指導3) 島田(パーク24)

序盤、大吉がペースを掴み、相手に「指導1」が与えられます。相手のタイミングの良い出足払に大吉が大きく崩れますが、なんとか耐えます。
終盤、盛り返され、大吉に「指導1」が与えられます。両者指導で並んだまま延長戦に入ります。延長に入ると相手が積極的に出足払で攻撃し、大吉に「指導2」が与えられます。その後大吉は内股や捨身技で攻め込みますが、ポイントには一歩届きません。しかし、相手に「指導2」が与えられ、再び指導の数が並びます。お互いあとのない状況で試合が進む中、不用意に場外に出た相手に3度目の指導が与えられ、相手の反則負けにより、大吉が接戦をものにし、決勝に駒を進めました。

決勝


大吉 一本負(合技)○海老沼(パーク24)

両者左組みの相四つ。序盤から大吉が積極的に攻めます。2分ほどで大吉が右腰車を仕掛けますが、隅落で返され技有を奪われます。
その後、大吉が反撃を仕掛けますが、残り1分ほどで海老沼の背負投技有を奪われ、合わせ技で一本負け。
決勝で負けはしましたが、初の選抜体重別大会で2位となり、今後につながる試合だったかと思います。