2018 グランドスラム・デュッセルドルフ初日結果報告

本日行われましたグランドスラム・デュッセルドルフ大会初日の結果を報告致します。

4月に入職が内定しています東海大学4年の永山竜樹が出場しました。

60kg級 永山竜樹:優勝

2回戦
永山 ◯一本勝勝(合技:小外刈+横四方固) SITHISANE(ラオス)
序盤からお互い技を出し合う展開の中、中盤過ぎに永山が小外刈で技ありを奪い、そのまま横四方固にきめて、初戦を突破しました。

3回戦
永山 ◯GS優勢勝(大内刈) PELIM(ブラジル)
序盤から激しい組手争いが続き、両者に組む合わない指導が与えられます。その後、永山が技をつないで、相手に消極的との指導が与えられます。そのまま勝負はGSに突入し、最後は大内刈で技ありを奪い、準々決勝進出を決めました。

準々決勝
永山 ◯GS一本勝(背負投) LEE(韓国)
序盤から激しい組手争いが続き、先に永山に組み合わないとの指導が与えられますが、直後に相手にも掛け逃げの指導が与えられます。その後、相手に2度目の掛け逃げによる指導が与えられたのちに、勝負はGSに進みます。徐々に自分の形を作れ始めた永山は技をつなぎ、最後は豪快な背負投で一本を奪い、準決勝進出を果たしました。

準決勝
永山 ◯一本勝(内股) GARRIGOS(スペイン)
序盤から激しい組手争いが続きますが、永山が先に技を出し、相手に消極的との指導が与えられます。その後、技をつないで一本背負投で技ありを奪い、直後に見事な内股で一本を奪って、決勝に駒を進めました。

決勝
永山 ◯一本勝(内股) MSHVIDOBADZE(ロシア)
昨年の世界選手権2位でマスターズ優勝の強豪との対戦は、序盤から間合いを詰めてくる相手に合わせて攻撃し、消極的との指導が相手に与えられます。引き続き間合いを詰めてくる相手に裏投で対抗し、技ありかと思われましたが、宣告はありませんでした。その後、両袖を持って上手く相手を前に回しながら掛けた内股が見事に決まって、昨年に続いて連覇を飾りました。

序盤は慎重な戦い振りでGSに突入する試合がありましたが、尻上がりに調子を上げ、準決勝、決勝の強豪相手に対して文句ない勝利を上げて優勝を遂げました。