渡邉勇人 38

こんにちは。

監督を含め、色々な人のおかげで先月末の全日本選手権に出場することができました。

全日本選手権に出た人達は口を揃えて「出た人にしか分からないものがある」と言っていました。

全日本選手権を終えた今、それを一言で表すのは難しいですが感想を一言で表すなら「楽しかった」です。

ふざけてると思われるかもしれませんが、楽しかったです。もちろん緊張もしましたが、本当に楽しかったです。

試合を楽しむという感覚をしばらく忘れていました。全日本選手権という特別な会場、歓声がそれを気づかせてくれたのです。

楽しいから始めた柔道が、いつの間にか楽しくなくなっていました。

強くなる為には努力しなければいけない。やらなきゃいけない。勝たなきゃいけない。痛くても耐えなきゃいけない。そんな気持ちに押し潰されて楽しむ気持ちはいつからか無くなっていました。

だからこそ、試合を終えて楽しかったと思えたことがなにより嬉しいことでした。

出た人にしか分からない何かが、自分にも分かったような気がしました。

楽しむなんてそんな甘いこと言うなと厳しい声が挙がるかもしれませんが、楽しくて始めた柔道ならばいつまでも楽しくやらないと意味がありません。

もちろん、強くなる為には楽しいことだけじゃなく苦しいことや辛いこと、沢山あると思います。

それも全て強くなれる楽しみに変えて柔道を楽しんでいけたら最高です

これからは柔道の楽しみ方を取り戻していきたいと思います

人生は楽しんだもん勝ち!

全日本選手権、前日の少し楽しそうな写真を載せておきます