2018 全日本選抜体重別選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会初日の結果を報告致します。

60kg級

志々目徹:初戦敗退

1回戦

志々目 GS反則負(指導3) 大島(旭化成)

序盤、攻め手がない両者に1つ目の指導が与えられます。志々目は片手内股で攻めるもポイントにはなりません。その後寝技で攻め込まれ、終了間際に2度目の指導を受けます。勝負はそのままGSに突入し、その後、お互い決め手に欠くものの、ペースを握られてしまい、3度目の指導を受けて、初戦で涙をのみました。

勝負の初戦、惜しい場面を作りますが決めるまでには至らず、終盤から相手のペースを許してしまい、上位進出はなりませんでした。

63kg級

能智亜衣美:優勝

1回戦

能智 ◯GS反則勝(指導3) 土井(JR東日本)

序盤から能智がペースを握ります。開始2分、相手に場外の指導が与えられます。残り1分、技の出ない土井に2度目の指導が与えられます。勝負は延長に入り、本戦同様、能智が攻撃をやめず、土井に3度目の指導が宣告され、初戦を突破しました。

準決勝
能智 ◯GS一本勝(袈裟固)工藤(JR東日本)

この試合も序盤から自分の組手になり、積極的に攻撃します。まず、相手に指導が与えられます。続いて、相手の防御姿勢で2度目の指導が与えられます。このまま本戦が終了し、ゴールデンスコアに入ります。延長突入後、すぐに組み負けた相手が倒れたところを押し込みながら抑え込み、袈裟固で勝利し、3年連続、決勝に駒を進めました。

決勝
能智 ◯反則勝(指導3) 荒木(兵庫県警)

序盤から能智が攻め込み、開始30秒で相手に指導が与えられます。その後も攻撃に手を緩めず、2分が経ったところで、さらに相手に消極的指導が与えられます。そのまま攻め込み、残り4秒のところで相手に3つ目の指導が宣告され、能智が2年ぶり2度目の優勝を遂げました。

この日は終始自分の組手になり、先に先に攻撃してペース握り、全く危なげない内容で、選抜を制しました。