西山雄希 48

私事ではありますが、この3月をもちまして、了徳寺学園を退職することになりました。

理事長先生をはじめ、山田監督、金丸コーチ、石井コーチ、秋本コーチ、今井コーチ、了徳寺大学事務員の方々には本当によくしていただきました。
了徳寺学園に入職できたことは私にとって誇りです。ありがとうございました。

4年前、憧れであった了徳寺学園の柔道着に袖を通した時の喜びが今も蘇ってきます。

目標であった世界一にはなることはできませんでした。
私の力不足もありますが、今となっては1人の柔道家に、この人には一生勝てないかもしれないと心底思わされたところで自分に限界を作ってしまったと思います。

ノリに乗っていた、高校三年生の講道館杯で、当時24歳の秋本啓之さんと試合であたり、背負い投げで叩きつけられました。
組んだ瞬間、背筋がゾクっとしたのを覚えています。
その後も73kg級で色んな世界チャンピオンと試合をしましたが恐怖を感じたのは啓之さんただ1人です。僕にとって最強最高の選手です。

啓之さんを追いかけ筑波大学、了徳寺学園へ進み、公私ともにお世話になり、本当に感謝してます。ありがとうございました。

この4年間は、私にとってかけがえのない時間でした。
了徳寺学園で学んだことを、これからの人生でいかしていきたいと思います。

了徳寺学園柔道部をこれからも陰ながら応援させていただきます。

ありがとうございました。