OB 坂本周作

ご無沙汰しております。

本日のブログを勤めさせていただきます、OBの坂本です。

ひと月ほど遡りまして、全日本実業団の団体戦が富山にて行われたので、実業団登録をさせていただいているチームから参加をさせていただきました。

新ルールになって初めて畳の上に上がり試合をし、色々感じました。

※これから書く私の発言はバリバリ現役でやってらっしゃる方から言わせると当たり前の事かもしれませんがご了承下さい。

まず、
ほんとに有効なくなってたわ〜事件

なんか寂しかった〜

昔から馴染みがあった有効

競り合う相手に対し、やっと奪った有効

それがほんとになくなってた

昔彼女とよく足を運んだ思い出の詰まった映画館の前を久しぶりに通りかかったら、閉館になってたかのような気持ち
なんでしょうこの気持ち

そう、限りなく一本に近い技ありも、昔で言う効果に近い有効も、今では全て同じ価値

つまり前者、後者どちらも【技あり】

団体戦の場合これで試合終了になった場合もちろん引き分け

前者はおれ一本に近い技ありとったんだけどな〜となんとなく煮え切らない思いになる事間違いなし
  
時代は動きます

良くも悪くも動く

【一本】を積極的に取りにいくスタイルを構築させる方向性としては間違ってはないのかもしれませんが、【有効】が無くなって初めて気づく【有効】の有り難み

有効に有効期限があったとは、、、などと少し上手いことを言ってみたりして

もはや有効ではなく有子なんじゃない?という元カノ風の設定にしてしまいたくなるようなモヤモヤ感さえ覚える【有効】

すいません、取り乱しました、、

それだけ有効の存在は私には大きいものだったんだなと試合をして肌で感じました

その他もちょこちょこ変わっていってる部分もありましたが、私にとってはあまり強く影響はないなという程度のものでした

【柔道】であっても
【JUDO】であっても
時代が流れ変化、進化をしていくのでしょうが、ルールに早く順応し、準備をしてる者が勝つんでしょうね

観ている側、やっている側からの双方から、魅力のあるスポーツであってほしいという思いでいます

私も目標があります

何年後かに小学生、中学生のやりたいスポーツランキング、親が子供に習わせたいスポーツランキング、親子で通いたいスポーツランキングの上位に柔道が入ってくること

日常の会話に
【昨日テレビで柔道○○大会見た?あの一本背負いの入り方やばくね?】
とか
【ジャニーズの○○くん、週3で柔道やってるらしいよ。私も通おうかな〜】
とか
【この前変質者が追ってきたんだけど、足払いで投げて警察くるまで肩固めで押さえ込んで待ってたわ】
など
身近に柔道を感じていってほしいものです

そういう存在に近づけるように何かアクションを起こしていきたい。そう考えてます。

ご清聴有難うございました。