2022年 講道館杯全日本体重別選手権大会最終日結果報告

本日行われました講道館杯全日本体重別選手権大会最終日の結果を報告致します。

60kg級

市川龍之介:初戦敗退

2回戦
市川 一本負(送襟絞)◯古賀(旭化成)
序盤は市川に組み合わないと見なされ指導が与えられます。お互いに硬直状態が続き、本戦が終了します。GSに入り、積極的に攻めますがポイントを奪うまでには至らず、最後は相手の送襟絞により一本負けとなりました。

73kg級

大吉賢:優勝

2回戦
大吉◯不戦勝 田川(学習院中等科)
相手の欠場により不戦勝ちとなりました。

3回戦
大吉◯一本勝(櫓投)細木(皇宮警察)
左の相四つとの対戦となり、序盤から互いに攻め合う形となります。開始1分過ぎ、相手が奥襟を持って密着しようとした所に櫓投が決まり、一本勝で準々決勝進出を決めました。

準々決勝
大吉◯一本勝(櫓投) 鎌倉(習志野高)
左の相四つとの対戦となり、序盤からお互いに攻め合う激しい展開となります。試合開始2分過ぎ、極端な防御姿勢により相手に1つ目の指導が与えられます。その後も大吉のペースが続き、残り1分頃極端な防御姿勢により相手に2つ目の指導が与えられます。GSに突入し30秒過ぎ、櫓投で一本勝ちし、準決勝進出を決めました。

準決勝
大吉◯一本勝(縦四方固)石原(日本体育大学)
左の相四つとの対戦となり、お互い引手を絞り合う形になります。試合開始2分半頃、お互いに消極的指導が与えられます。その後も立技で膠着状態が続きますが、試合時間残り1分で寝技を仕掛け、縦四方固で一本勝ちとなり、決勝戦進出を決めました。

決勝戦
大吉◯一本勝(腕挫十字固)古賀(慶應義塾高校教員)
右のケンカ四つとの対戦となり、開始早々巴投げを仕掛けた直後、腕挫十字固で一本勝ちとなり優勝となりました。

90kg級

岡田敏武:3回戰敗退

2回戦
岡田◯一本勝(背負投) 塩沢(法政大学)
右のケンカ四つとの対戦になり、序盤激しい引き手の取り合いになり、両者に指導が入ります。
その後、岡田が担ぎ技を中心に積極的に攻め、相手に2つ目の指導が入ります。その後も岡田が果敢に攻め背負投で一本勝ちとなり、初戦を突破しました。

3回戦
岡田 GS反則負(指導3)◯白川(パーク24)
右のケンカ四つとの対戦となり、お互いに引手を取り合う形となります。試合開始1分過ぎ、両者組み合わないとされ互いに指導が与えられます。
その後、岡田が背負投を中心に攻めますが、ポイントを与えるまでには至らず、本線の残り1分で両者に組み合わないとされ互いに2つ目の指導が与えられます。
GSに入り、徐々に相手にペースを奪われ、1分過ぎに岡田に消極的指導が与えられ反則負となりました。

100kg級

ウルフアロン:3位

2回戦
ウルフ◯GS反則(指導3) 金澤(国士舘大学)
右のケンカ四つとの対戦になり、序盤は引き手の取り合いになり、両者に指導が入ります。
その後も互いに膠着状態が続き、両者に指導が入ります。GSに入り、ウルフが背中を差し相手に圧を掛け続けたところ不用意に場外に出た相手に3つ目の指導が入り、反則勝で初戦を突破しました。

3回戦
ウルフ◯一本勝(送襟絞) 新井(埼玉栄高)
左の相四つとの対戦となり、序盤はお互いが積極的に技を掛け合う展開になります。
開始2分半、極端な防御姿勢を取った相手に指導が与えられます。その後もウルフが圧力をかけ攻め続け、残り1分半で偽装攻撃を行なった相手に2つ目の指導が与えられます。その後もウルフのペースが続き、試合残り1分で送襟絞が決まり一本勝。準々決勝進出を決めました。

準々決勝
ウルフ◯一本勝(横四方固) 今野(日本大学)
右のケンカ四つとの対戦となり、引手を取り合う展開になります。残り1分頃、相手が不用意に場外に出た為、場外指導が与えられます。
その後もウルフのペースが続き、残り30秒に相手に2つ目の消極的指導が与えられます。
GSに突入し1分半頃、相手が内股で掛け潰れた所をめくり、横四方固で一本勝ちし準決勝進出を決めました。

準決勝
ウルフ GS反則負(指導3)◯植岡(天理大)
右のケンカ四つとの対戦となり、引手を取り合う形になります。開始30秒相手が偽装攻撃を行い指導が与えられます。その直後、ウルフに襟隠しで指導が与えられます。開始2分頃、相手が背負投を積極的に仕掛け、ウルフに2つ目の消極的指導が与えられます。その後はお互いに攻め合う状況が続きます。GSに突入後もお互いに攻め合い、どちらかが投げてもおかしくない状況が続きます。GS3分過ぎ、相手が背負投を積極的に掛け続け、ウルフに3つ目の消極的指導が与えられ、反則負けとなりました。
3位決定戦に進みます。

3位決定戦
ウルフ◯GS優勢勝(内股) 熊坂(国士舘大学)
右のケンカ四つとの対戦となり、お互い引き手を取り合う形となります。開始1分過ぎ、お互いに組み合わないとして両者に指導が与えられます。開始2分頃、相手が積極的に攻めウルフに2つ目の消極的指導が与えられます。
GS突入後も相手が積極的に攻め、我慢の時間が続きます。GS1分半頃、ウルフが組み勝った瞬間に内股が決まり、3位が決定しました。

応援ありがとうございました!

GS東京には、角田夏実、志々目愛、鍋倉那美、永山竜樹、大吉賢、ウルフアロンの6名が日本代表に選出されました。また、ダニエルディチェッフもブルガリア代表として出場致します。

GS東京に向けてしっかり準備していきたいと思います。