2021 ブダペスト世界選手権大会初日結果報告

6日から始まりました世界選手権大会初日の結果を報告いたします。

60kg級

永山竜樹:3回戦敗退

2回戦

永山〇 優勢勝(背負投) NURILLAEV(ウズベキスタン)

初戦、今売り出し中のNURILLAEVとの対戦となり、お互い攻め合う中、中盤に背負投を押し込んで技ありを奪い、その後も一本は奪えないものの、永山のペースで押し切り、初戦を突破しました。

3回戦
永山 優勢負(逆背負投) 〇HUSEYNOV(アゼルバイジャン)

開始1分、不意を突かれ、相手の逆背負投で技有を先行されます。その後、左の一本背負投などで必死に攻撃を仕掛けます。残り1分過ぎ、偽装攻撃で相手に指導1が与えられますが、そのまま試合が終了し、3回戦敗退となりました。

一瞬のスキを突かれ、悔しい敗戦となりました。この悔しさを晴らすべく、今後、強化にあたっていきたいと思います。

48kg級

角田夏実:優勝

2回戦
角田◯ 一本勝(腕挫十字固)NIKOLIC(セルビア)

序盤から組み合い、角田のペースで試合を進め、巴投で相手を浮かしますがポイントには至りません。中盤、相手が潰れたところを寝技に移行し、腕挫十字固で一本勝となりました。

3回戦
角田◯ 一本勝(腕挫十字固)CLEMENT(フランス)


序盤、相手が潰れたところに寝技に移行し、腕挫十字固で一本勝となりました。

準々決勝戦
角田◯ 一本勝(腕挫十字固)PERAFAN(アルゼンチン)

この試合も開始早々相手が潰れたところを寝技に移行し、腕挫十字固で一本勝となりました。

準決勝
角田◯ 一本勝(合技:巴投+巴投)KRASNIQI(コソボ)

現世界ランキング1位で、東京五輪金メダル候補のKRASNIQIの対戦は、序盤、角田のペースで試合を進め巴投で技ありを奪います。中盤、角田は組手を徹底し、自分の形になって攻め込みます。終盤になると再び巴投で技ありを奪い、合技で一本勝となりました。

決勝戦
角田◯ 一本勝(合技:巴投+抱分)古賀(山梨学院大)

角田は開始早々、自身の組手をつくり巴投で技ありを先取します。中盤、両者に指導が与えられます。古賀の組手にさせず徹底して組み勝って優位に試合を進めます。しかしその後角田に絞ったとの2度目の指導が与えられます。終盤、古賀がかけ潰れたところを引き上げながら、抱分で技ありを奪位、合技で一本勝ちとなりました。

オール一本勝ちで世界選手権初優勝を果たしました。

了徳寺柔道チームから6人目の世界選手権チャンピオンが誕生しました!

応援ありがとうございました。

次は志々目愛が出場します。応援の程、宜しくお願い致します。