旅立ち2021

これまでにこのブログで報告があったように今年も共に戦った仲間が了徳寺柔道チームから旅立ちました。

了徳寺柔道部の一員として、大きな目標に向かって戦ってきた仲間たちとの別れは寂しいですが、今後とも了徳寺OBとして、益々の活躍を願うと共に、これからも末永くつきあっていけたらと思います。

普段はシャイで無口な徹ですが、心を許すと実はいっぱいしゃべります(笑)。

朴訥で真っ直ぐな性格は世界選手権のメダリストになろうが、入社当時と全く変化なく、普段から黙々と練習に取り組む姿勢は好感が持てました。

十分な成績を残しながらあと一歩、目標であったオリンピックに選考されなかったことは今でも悔やまれますが、その後も腐らず、真摯に戦ってきた姿勢は流石でした。

今後は出身道場のある鹿児島県教員として、新たなスタートを切ります。徹直伝の内股の切れる選手を育成し、その選手が将来、了徳寺の一員になってくれる日が来ることを心待ちにしています!

勇人

素晴らしいセンスと才能を持ち合わせており、このタイミングで技に入れるんだとうならされることが何度もありました。

しかし、怪我に悩まされ続けた競技生活で、たらればは言いたくありませんが、少しだけでも怪我の回数や重症度が低ければ、世界での活躍をもっともっと見ることができたと思います。

普段は照れ隠しか、素直に表現しないことが多いですが、気付くと横や近くにいることが多かったです(笑)。

これからは鍛え上げてきた身体とノウハウをもとに、ストレングストレーナーとして後進の指導に当たります。

勇人が育てた海外選手に負けないフィジカルを持った選手を了徳寺に送り込んでくれることを期待しています!

健介

誰もが認める練習の虫で、常にオールアウトするまで追い込む姿勢は感心させられました!

いつも真っすぐで努力し続ける姿を知っているだけに、何とか結果につなげさせたいと思っていました。私の力不足で、悔しい思いをさせ続ける結果となってしまいましたが、絶対にこの努力は次につながるものと思います。

今後は現役生活も続けながら、大阪の興国高校にて教鞭をとることになりますが、これまでの姿勢から必ず素晴らしい指導者になることは間違いないと思います。

上の先輩方同様、健介の育てた選手が了徳寺の門を叩いてくれることを楽しみにしています!

毎年同じですが、今後も突然のブログ当番振りがありますので、気を緩めず、ネタ集めに励んでおいてください!

本当にお疲れ様、そしてありがとう!

了徳寺大学職員柔道部監督

山田利彦