2021年 グランプリ・タシケント大会初日結果報告

本日よりウズベキスタン、タシケントにて開催されていますGSタシケント大会初日の結果をご報告致します。

60㎏級 永山竜樹:優勝

2回戦

永山◯ 一本勝(内股) BARATOV(ウズベキスタン)

初戦、永山は脇を刺したところからの豪快な内股で一本を奪い、順調に3回戦進出を決めました。

3回戦

永山◯ 一本勝(内股透) LKHAGVAJAMTS(モンゴル)

序盤から永山が攻め続け、中盤過ぎまでに相手に2度の指導が与えられます。その後、相手に内股を見事に透かして、一本を奪い、準々決勝に進出しました。

準々決勝

永山◯ 優勢勝(隅落) MKHEIDZE(フランス)

序盤から、崩しのない中で技を出してくる相手に対して永山も応じますが、先に指導を受けます。しかしすぐに相手にも掛け逃げの指導が与えられます。その後も同様の展開が続きますが、終了間際に苦し紛れにかけてきた技をめくって技ありを奪い、準決勝進出を決めました。

準決勝

永山○ 一本勝(合技)  NURILLAEV(ウズベキスタン)

開始1分半、永山が背負投で技有を先取します。2分過ぎ、相手が潰れたところ、永山が縦四方固で抑え込み、合技で決勝に駒を進めました。

決勝
永山○ 優勢勝(背負投) SMETOV(カザフスタン)

決勝では、2016リオデジャネイロオリンピック銀メダル、2015世界選手権金メダルを獲得している、ベテランSMETOVと対戦しました。
試合序盤から、永山が担ぎ技を中心に攻めます。試合時間1分が経過したあたりで、袖を絞って防御したとして相手に対し「指導」が与えられます。その直後、永山が組際の背負投で「技あり」を奪います。その後も、積極的に前に出て最後まで攻め切り、優勝を果たしました。

48㎏級 角田夏実:準優勝

1回戦

角田◯ 一本勝(巴投) WHITEBOOI(南アフリカ) 

開始1分、巴投が見事に決まり、幸先よく初戦を突破しました。

2回戦

角田◯ 一本勝(腕挫十字固) RISHONY(イスラエル)

開始早々、巴投からの十字固で攻撃し、続いて二度目の同じ展開で腕挫十字固を極めて、一本勝ちで準々決勝進出を決めました。

準々決勝

角田◯ 一本勝(横四方固) GIORDA(イタリア)

序盤相手に片襟の指導が与えられます。その後、小外刈で攻めた後、伏せた相手をうまく横四方固に固めて、準決勝進出を果たしました。

準決勝

角田○ 一本勝(腕挫十字固) MARTINEZ(スペイン)

開始1分、小内刈で技有を奪い、そのまま腕挫十字固に極めて、決勝に駒を進めました。

決勝
角田 一本負(谷落) ○MUNKHBAT(モンゴル)


決勝では、2013年世界選手権金メダリスト、MUNKHBATと対戦しました。
序盤、角田左組、MUNKHBAT右組のケンカ四つで組手争いが続き、両者に「指導」が与えられます。
試合開始1分が経過したあたりで、相手の組際の谷落が見事に決まり「一本負け」で涙をのみました。