2020年 全日本女子選手権大会結果報告

平素より大変お世話になっております。
副監督の金丸です。

本日、講道館にて行われました第35回皇后杯全日本女子柔道選手権大会の結果をご報告致します。

2回戦
能智亜衣美 優勢負(技有:払腰)◯梅津志悠(三井住友)


78kg級講道館杯3位の梅津との対戦となりました。

開始2分ほど、能智が小外刈で有効を奪います。
その直後、梅津が払腰を仕掛け、技有を取り返されます。残り1分、相手と間合いを詰めて、攻撃を仕掛けますが、そのまま試合終了。
ポイントをリードしていただけに、悔やまれる初戦敗退となりました。

2回戦
角田夏実 反則負(内容:GS指導3)◯玉置桃(三井住友)

2019年57kg級講道館杯チャンピオンの玉置との対戦となりました。

開始1分半、組み合わない両者に指導1が与えられます。その後、角田は小外刈や寝技で攻めますが、玉置の一本背負投を受け続けてしまい、本戦残り30秒で角田に指導2が与えられます。

延長戦に入り、一進一退が続きますが、延長3分過ぎから、玉置の一本背負投の攻撃が続きます。掛け逃げともみられる攻撃でしたが、ノーペナルティ。延長戦4分ほどで、攻めあぐむ両者に指導がはいり試合終了。

最軽量48kg級角田の無差別級大会の挑戦でしたが、力及ばず初戦敗退となりました。

2回戦
志々目愛 一本負(横四方固)◯梅木真美(アルソック)

2015アスタナ世界選手権78kg級王者梅木との対戦。体重差は26kgであり本大会注目のカードとなりました。

開始から志々目はスピードを生かして、相手を動かしますが、梅木の力のある組み手に押さえつけられます。

2分半、片襟を長く持っていた志々目に指導1が与えられます。

残り1分、志々目が潰れたところ、梅木がすかさず寝技に移行し、三角から横四方固にはいります。そのまま抑え込み一本負け。


職員柔道部選手は参加選手の中でも極めて体格が小さく、軽量級での無差別級大会挑戦は大会関係者から注目が集まり、会場を賑わしていました。

応援ありがとうございました。