2020 講道館杯準全日本体重別選手権大会兼全日本選抜体重別選手権大会最終日結果報告

本日行われました講道館杯最終日の結果を報告致します。

48kg級

馬場彩子:2位

1回戦
馬場◯一本勝(腕挫十字固)有野(JR東日本)
馬場右、有野右の相四つ。序盤組み手で馬場が優位に試合を進め、体落などで攻めます。その後有野に足を持ったことによる指導。その後、腕挫十字固を極めて一本勝ちで初戦を突破しました。

準々決勝

馬場◯優勢勝(釣腰) 小倉(岡山県警)
馬場右、小倉右の相四つ。序盤から馬場がペースを握り、袖釣込腰などで攻めます。試合終了間際に釣腰で技ありを奪い、準決勝に駒を進めました。

準決勝

馬場◯優勢勝(小外刈) 古賀(山梨学院大)

開始早々、馬場が小外刈で技ありを先取します。その後もペースを崩さず、技を出し、寝技で攻める展開を続けます。そのまま押し切り、決勝進出を決めました。

馬場 GS反則負(指導3)◯立川(福岡県警)
馬場右、立川右の相四つ。序盤からお互い技を出し合う中、相手に指導が与えられます。その後もお互い引かず、勝負はGSに入ります。指導2ずつを与えられた後、相手が技数で勝負するのに対して、馬場も間合いを詰めて惜しい場面を作ります。最後は相手の手数により、馬場に指導が与えられ、惜しくも優勝には届きませんでした。

角田夏実:初戦敗退

角田 GS反則負(指導3)◯立川(福岡県警)
角田左、立川右のけんか四つ。序盤から角田が、巴投で攻めますが投げるまでに至らず、角田に指導が一つ与えられます。両者ポイントなくゴールデンスコアに入ります。ゴールデンスコアに入って2度ほど惜しい場面を作りますが決めきれず、9分過ぎたところで、立川の背負投で技ありを奪われ、ここで涙をのみました。

52kg級

志々目愛:2位

志々目◯GS反則(指導3)中内(龍谷大学)
志々目左、中内右のけんか四つ。相手に指導が2度与えられるも決め手に欠け、ゴールデンスコアに入ります。最後は両者に指導となり、3度目の指導で相手の反則負けで準決勝に進出しました。

準決勝

志々目◯一本勝(内股)坪根(福岡大学)
開始1分で志々目が豪快な内股で一本勝ちし、決勝進出を決めました。

決勝
志々目 反則負(指導3)◯武田(龍谷大学)
志々目左、武田左の相四つ。序盤から激しい組手争いの中、何故か志々目にのみ噛み合わない指導が与えられます。すぐに組み勝って前に出て、相手に場外指導が与えられます。その後も組手争いの中、指導を受け、賭け潰れる相手の技を攻勢と判断され、悔しい敗戦となりました。

63kg級

能智亜衣美:5位

1回戦
能智◯一本勝(小外刈) 長内(JR東日本)
能智左、長内右のけんか四つ。序盤、能智が大内刈や内股で攻めます。その後も足払や小外刈で攻めます。最後は見事に小外刈でとらえ、一本勝ちにて初戦を突破しました。

準々決勝
能智 優勢負(隅返)◯鍋倉(NAWACLUB)
能智左、鍋倉右のけんか四つ。序盤組み手争いや技の出し合いが続き、組み合わないとの指導が相手に与えられます。その後、隅返で技ありを許します。その後、挽回せんと冷め返しますが、取り返すことができず、敗者復活戦にまわります。

敗者復活戦
能智◯優勢勝(内股) 明石(筑波大学)
能智左、明石右のけんか四つ。能智が序盤からペースを掴み、内股で技ありを奪い、3位決定戦に駒を進めました。

3位決定戦
能智 反則負(指導3)◯土井(JR)
能智左、土井右けんか四つ。組手で争いと足技の出し合いの中で本戦が終了します。お互いに指導を二度ずつうけ、総力戦となった最後は能智に指導が与えられ、メダルには届きませんでした。