コントロールできること、できないこと

まだまだコロナウイルスの蔓延状況は、予断を許さない段階ではありますが、ほとんどの拠点で練習が再開され、そして来月末には講道館杯も開催される予定です。

現況下において、油断することなく、しっかりと予防に注力しながら、前に進んでいきたいと思います。

こうした中、最近よくニュースや新聞記事などでも目にしたり、いろいろな方々から直接投げ掛けられる言葉に

「来年の東京オリンピック、パラリンピックは本当に開催できるの?無理なんじゃない?」と言ったものが多いです。

その意味合いや気持ちも十分理解できるのですが、来年の7~8月に感染等の状況がどうなっているかについて、今現在、しっかりと把握できたり、予測できる人はいないと思われます。

昨年の今頃、まさかこのような状況が発生し、オリパラが延期されるなんてことを予測できた人は皆無だと思います。

こうした自分の努力ではどうしようもないことに思いを巡らせて不安になってもどうしようもないと考えています。
私がいくら悩んだり、多少の努力をしても来年の世界におけるコロナ蔓延の状況に大きな影響を与えることはできないと思います。

だからこそ、自分がコントロールできること、それは大会成功に向けてできうる限りの準備を行い、日本チームが活躍できるように最善を尽くしていくこと以外にないと思ってます。

物事の状況をしっかりと見極めて、自分ができることに今後もしっかりと注力していきたいと思います!

監督