岡田敏武 4

こんにちは!
岡田敏武です。

先月のブログでは考えることを習慣化するには思考を単純化することが大切だというお話を書かせていただきました。
今回は思考を単純化するにはどうすればよいかについて少し書いていきたいと思います。

思考を単純化するときのポイントは2つあります。まずは1対1対応で考える。
そしていきなり答えを探すのではなく段階的に思考していくことです。
1対1対応で考えるとは、AだからB、AだからBじゃない、AじゃないからB、AじゃないからBじゃないなどのように考えることです。
例えばテストでいい点を取るにはという問題に対して勉強すると答える。日中眠くならないためにはという問題に対して、早寝早起きを徹底すると答える。このような思考はもちろん視野が狭くなる点や偏りが生まれる点などの問題点はたくさんあります。しかしまず最初の段階としては優れた思考だと思います。

次に段階的に思考していくとは、1対1対応を繰り返していくことです。
例えばテストでいい点をとるには勉強をする。ではどのような勉強をするか?教科書を読む。ではどの教科書を読むか?学校指定の教科書を読む。
日中眠くならないためには、早寝早起きをする。早く寝たいが眠くならないときは、早起きをまず行う。目覚ましの音だけではなかなか起きられないなら、起床時間に合わせて部屋が明るくなるような目覚ましを使う。このように段階を踏んで思考していきます。

もちろんこの2つの点のみでは不十分であり、また柔軟な思考の妨げになることもあります。しかしこの2つの点を意識しシンプルに考えていくことが第一歩として考える習慣を手に入れることにつながります。

ぜひ難しい問題に直面した時こそシンプルに、段階的に思考してみてはいかがでしょうか?