2019グランプリ・ブダペスト結果報告

GPブダペスト2019大会3日目に、本大学職員柔道部から男子-100kg級にウルフ・アロンが出場しました。

-100kg級2回戦

ウルフ(日本) 〇(一本勝:大外刈)VEG.Zsombor(HUN)

ウルフは初戦(2回戦)、地元ハンガリーのVEG.Zsombor(HUN)と対戦しました。
開始早々に相手に奥襟を持たれて潰され指導を1つ受けます。その直後、大内刈で技ありを奪います。その後、ウルフが支釣込足で相手を潰し、絞めから寝技に移行しますが7秒で逃げられます。その後、組際の大外刈で一本を奪い、3回戦に進出しました。

-100kg級3回戦
ウルフ(日本) 〇(棄権勝)ISHIMOV.O(RUS)

ウルフは、3回戦ロシアのISHIMOVと対戦しました。序盤に消極的という事でウルフに指導が1つ与えられます。その後、中盤に相手ともつれた際に相手が膝を負傷し、相手の棄権により準々決勝にコマを進めました。

-100kg級準々決勝
ウルフ(日本) 〇(一本勝・小外掛)DVARBY.J(SWE)

ウルフは、準々決勝スウェーデンのDVARBYと対戦しました。ケンカ四つの戦いで相手が引き手を持たせないとして相手に指導が与えられます。その後もウルフが積極的に攻め2つ目の指導が相手に与えられます。ウルフのペースで終始試合が進み、試合終了間際にウルフの小外掛が決まり、一本勝ちで準決勝進出を果たしました。

-100kg級準決勝
ウルフ(日本) 〇(GS一本勝・崩上四方固)FONSECA.J(POR)

ウルフは、準決勝ポルトガルのFONSECAと対戦しお互い決めてなく試合が進みます。試合中盤にウルフにだけ消極的ということで指導が1つ与えられます。その後、相手に掛け逃げ指導が1つ与えられ罰則で並びます。その後もう一度相手に掛け逃げの指導が与えられ本戦の4分が終了し、ゴールデンスコアに突入します。GS突入後相手が潰れたところを寝技へ移行し、崩上四方固による一本勝ちで決勝進出を果たしました。

-100kg級決勝
ウルフ(日本) 〇(一本勝・内股)MINASKIN.G(SWE)

決勝戦はMINASKIN.G(SWE)と対戦し、序盤から積極的に攻め、組んでこない相手に対して指導が1つ与えられます。その後、試合中盤にウルフが内股で「技あり」を奪います。その後も終始ウルフのペースで試合が進み、2度目の指導が相手に与えられます。それから間も無くして、ウルフの内股が見事に決まり、オール一本勝ちで優勝を果たしました。

初戦から非常に落ち着いた戦いぶりで、世界選手権前に非常に本人にとって自信となる大会になったと思います。

男子-100kg級
優勝:ウルフ・アロン(日本)
2位:MINASKIN(EST)
3位:CHO,G(KOR)
3位:CATHARINA,S(NED)