2019 グランドスラム・パリ最終日結果報告

本日行われていますグランドスラム・パリ大会2日目の結果速報をご報告致します。本日は、100kg級のウルフアロンと来年度入社予定のブルガリア代表のダニエルの試合結果も合わせてご報告させて頂きます。

100kg級
ウルフ・アロン:2位
ダニエル・ディチョフ:3回戦敗退

1回戦
ダニエル◯反則勝ち(指導3) HUTSOL(ウクライナ)
序盤、組手争いの中、両者に組み合わない指導が与えられます。続いて、ダニエルのみに組み合わない指導が与えられます。その後すぐに相手にも指導が重ねられ、両者指導2で並びます。中盤になると、ダニエルが一本背負投で技ありのポイントをとり、その後も積極的に攻め続け相手に3度目の指導が与えられ初戦を突破します。

2回戦
ウルフ◯一本勝(内股) TAVELURI(ジョージア)

序盤、ウルフに対して防御姿勢の指導が与えられます。その後、見事な内股で初戦を突破します。

ダニエル◯一本勝(小外掛) TAKAYAW(フィージー)
序盤、両者に対して消極的な指導が与えられます。その後、ダニエルが小外掛を仕掛け見事に決まり一本勝ちで3回戦に進みます。

3回戦
ダニエル◯一本負(払巻込) LIPARTELIAN(ジョージア)
序盤、ダニエルに指導が与えられます。中盤、ダニエルにかけ逃げの指導が与えられ、指導2と後がなくなります。その後積極的に攻め込み、相手に消極的の指導が与えられます。終盤、前に出ていったところを払い巻きで上手く合わせられ一本負けとなりました。

ウルフ◯一本勝(内股) ERIHEMUBATU(中国)
序盤、がっぷり組合い大内刈で攻め込みますが、ポイントならず。中盤、支釣込足で技ありのポイントを奪います。終盤、相手がバテてきたところ見事な内股で一本勝ちとなり、準々決勝へ進みます。

準々決勝
ウルフ◯反則勝(指導3) KOTSOIEV(アゼルバイジャン)
序盤、ウルフに対して、かけ逃げの指導が与えられます。中盤、相手が隅返をかけ潰れたところをウルフが抑込にいきますが逃げられてしまいポイントならず。終盤、ウルフのペースで試合を運んでいきますがそのまま延長戦へ入ります。GSに入り相手が疲れてき、あいてにかけ逃げの指導が与えられます。更に相手に場外指導が重ねられ指導2となります。変わらずウルフのペースで内股で攻め込み相手を二度完全に投げますが、回り過ぎでポイントならず。相手に3度目の指導が与えられ、反則勝ちで準決勝へ進みます。

準決勝
ウルフ◯一本勝(横四方固) PALTCHIK(イスラエル)
開始早々、逆大外刈で技ありを奪われます。右左と両方組んでくる相手に対して、中々組み合えず技を出すことができずウルフに指導が与えられます。中盤、相手が潰れたところの寝技のチャンスを逃さず抑込一本勝ちで決勝に進みます。

決勝
ウルフ優勢負◯(内股)LIPARTELIAN(ジョージア)
序盤、前襟で組手をつくろうとしますが、技につなぐことがらできず。中盤、ウルフに対して防御姿勢の指導が与えられます。組手を変え背中で勝負しようとしますが、中々技に入れず。終盤、背中で持ち合った状態で相手が内股をかけてきたところ耐えきれず技ありのポイントを奪われます。その後相手に、組み合わない指導が与えられますが、そのまま試合終了となり、悔しい準優勝となりました。

他の日本人選手の結果
81kg 小原:2回戦敗退、佐々木:初戦敗退
90kg 長澤:3位、向:5位
+100kg 原沢:2位、影浦:3位
70kg 大野:優勝、新添:3位
78kg 梅木:3位、佐藤5位
+78kg 素根:3位