2018 グランプリ・ブダペスト大会2日目結果報告

現地時間11日に行われましたグランプリ ブダペスト大会2日目の結果をご報告致します。

本日は、男子個人戦73kg級、81kg級、女子個人戦63kg級、70kg級が行われ、本学園からは63kg級に能智亜衣美が出場しました。

63kg級
優勝:能智亜衣美(JPN)
2位:TRAJDOS(GER)
3位:LESKI(SLO)
3位:OZDOBA(POL)

初戦
能智亜衣美 ◯一本勝(合技:大外刈+内股) KANERVA(フィンランド)

序盤から能智のペースで攻め込んで相手に指導が与えられます。その後、大外刈で技ありを奪います。防戦の相手に2度目の指導が宣告された後、内股で技ありを追加して合技にて一本勝ちしました。

3回戦
能智亜衣美 ◯反則勝(指導3) YANG(中国)

激しい組み手争いが続き、両者へ組み合わないとの指導が与えられます。その後掛け逃げの指導が相手に与えられます。組みに行く能智に対して組み手を嫌がり組み合わない相手に対して3度目の指導が宣告され、反則勝ちにより準々決勝進出を決めました。

準々決勝
能智亜衣美 ◯優勢勝(技あり:支釣込足) VERMEER(オランダ)

序盤組み手争いが続きますが、徐々に能智のペースになり、相手に2度消極的との指導が与えられます。終盤に支釣込足で技ありを奪います。その後、片襟で指導を受けますが、そのまま押し切り、準決勝に駒を進めました。

準決勝
能智亜衣美 ◯GS優勢勝(技あり:小外刈) LESKI(スロベニア)

先に能智が技をつないで相手に指導が与えられます。中盤にお互い膠着したところに両者に指導が宣告されます。試合はそのまま延長に突入します。延長に入っても一進一退の攻防の中、少し技を繋がれてしまい、能智にも2度目の指導が与えられます。その後、徐々に能智がペースをつかみ、最後は小外刈で技ありを奪って接戦をものにし、決勝進出を決めました。

決勝
能智亜衣美 ◯優勢勝(技あり:内股) TRAJDOS(ドイツ)

序盤から激しい組み手争いが続き、お互いに膠着したところで両者に指導が与えられます。その後、能智が組み勝ったところに相手が巴投を掛けますが効果なく、掛け逃げの指導が追加されます。引き続きお互い組手にこだわる中、今度は能智に片襟の指導が与えられ、指導2ずつで並びます。このまま勝負はGSに突入かと思われた終了間際に能智が内股で技ありを奪い、以前苦杯を喫した相手に雪辱し、優勝を掴みました。

能智はGSエカテリンブルグ、GPフフホトに続いて今大会も制し、国際大会3連勝を飾りました。

明日は、100kg級にウルフ・アロンが出場します。

応援よろしくお願い致します。