2017年 全日本実業個人選手権大会最終日結果報告

本日、行われました第47回全日本実業団柔道個人選手権大会最終日の結果は以下の通りです。

【90kg級】
重松 賢太郎
1回戦◯一本勝ち(縦四方固)植山(JR九州)
2回戦◯一本勝ち(小内刈)近藤(九州電力)
3回戦◯一本勝ち(袈裟固) 磯川(大阪ガス)
4回戦△一本負け(支釣込足) 釘丸(センコー)

1回戦は、序盤相手に指導が与えられる。中盤、支釣込足で技ありを奪う。そのまま縦四方固で抑え込み、一本勝。

2回戦は序盤両者に指導。終盤、小外刈で投げて一本勝。

3回戦は開始早々、重松が支釣込足で投げて技ありを奪う。そのまま袈裟固で抑え込み、一本勝。

4回戦は序盤重松が大内刈で追っていったところ、場外際で返されてしまい技ありを奪われる、その後重松が奥襟を持って攻めに行くも、組手不十分の為相手に支釣込足を掛けられ一本負け。

【100kg級】
阪本健介
1回戦◯不戦勝 長根(建装工業)
2回戦◯一本勝ち(縦四方固)遠矢(鹿児島情報クラブ)
3回戦◯GS一本(内股)郡司(旭化成)
4回戦◯一本勝ち(大内刈)崎村(戸?鉱業社)
準々決勝△一本負け(大外落)熊代(ALSOK)
講道館杯出場決定戦 ◯優勢勝ち(出足払)小林(旭化成)
講道館杯出場最終決定戦◯GS優勢勝ち(谷落)制野(センコー)

1回戦は不戦勝。

2回戦は序盤相手が消極的な為、指導。中盤、さらに指導を重ねる。その後、体落で技ありを奪い、そのまま縦四方固で抑え込み一本勝。

3回戦は序盤、消極的な為両者に指導。中盤、また両者消極的な為指導2となる。このまま決着が付かずGSへ。GS開始1分で坂本が内股に入り一本勝。

4回戦は、序盤大外刈に入ったところ一本勝ち。
準々決勝戦は中盤、お互い消極的な為両者指導。その後組手争いで試合はあまり動かず。終盤、熊代が巻き込みのような形で大外刈に入り一本負け。

講道館杯出場決定試合初戦は序盤、あまり試合は動かず。残り2分消極的な為、阪本に指導が行く。残り1分、阪本の出足払で技ありを奪い優勢勝ち。

講道館杯出場最終決定戦は序盤、試合はあまり動かず。残り2分、両者指導。このまま時間が来てGSへ。GSに入って1分半、相手が肩車に来たところ谷落で合わせて、技ありを奪い優勢勝ち。
厳しい戦いの中なんとか講道館杯出場の切符を獲得しました。

【70kg級】
ヌンイラ華蓮

2回戦 ◯優勢勝ち(大内刈) 大住(JR東日本)
準々決勝△一本負け(縦四方固) 西願寺(コマツ)

2回戦から出場のヌンイラは序盤、消極的な為両者指導。中盤、ケンカ四つの攻防でヌンイラが釣手を持ち返したところに、小外刈を合わせられ技ありを奪われる。その後試合が動かなくなり、再度両者に指導。残り数秒のところで大内刈で技ありを奪い返す。時間が来てGSとなり、2分経過したところで、ヌンイラが大内刈に入ったところ技ありを奪い優勢勝ち。

準々決勝は西願寺が大内刈で攻める。中盤、ヌンイラが消極的になってしまい、指導を奪われる。また、その後ヌンイラに二つ目の指導。ヌンイラが攻め、払巻込にいったところ、潰れてしまったところ、そのまま縦四方固で抑え込まれてしまい一本負け。

2日間厳しい結果となりました。この結果を受け止め次の試合に向けて頑張りたいと思います。