金丸雄介 120

日曜から謎の東洋人が訪英している。

入国審査でテンパりまくって、ど汗をかいて登場した彼女の姿は、まるで…
雨のロンドンを颯爽と歩くキャリアウーマンの様でした。

先日、その方をバースに案内させていただきました。
ちなみに、バースは古代ローマ帝国時代の温泉遺跡があるところで有名です。

グラサンをかけ、自撮り棒を自慢げに持ち闊歩するその姿は、まるでロッカー内○裕也にしか見えません。ロッケンロー。
他人のふりして歩きました。

彼女は、
貴重な古代の温泉を見て曰く、

要するに…「湯楽の里*注」みたいなもんですね。
*注:つくばにある公衆浴場

神秘的な緑がかったお湯を見て曰く、

バスクリンみないなもの入ってるんですかね。

どうやらこの方は、モノも価値をとことんまで下げる天才の様です。

連れて来た意味を深く考えていた帰路、彼女はこう言ってくれました。

「楽しかったです!
湯楽の里じゃなくて、湯〜ワールド*みたいなものですね!」
*つくばにある公衆浴場

日本に強制送還されれば良いと、心から願った瞬間でした。