石川裕紀 75

ブナジウワ(こんにちは)

モルドバに来てもうすぐ1ヶ月。
こちらの生活にも慣れ、何不自由なく生活しています。

モルドバの大半の方がルーマニア語orロシア語を話すため、英語を話せる人が少なく、英語を話せる人に会うとすごい安心感があり、普段は英語が苦手な私も英語ができる人になった気分を味わえています。

柔道に関して、モルドバの選手は身体能力が高いうえ、指導したことをすぐに吸収し実践するので、すぐに自分の技術にしてしまいます。
受けのもろさやスタミナなど、課題は沢山あるもの伸びしろはすごいあると感じました。

また、組手や技指導の他にも、通訳さんに訳してもらい、礼法や柔道の歴史、柔道の精神的な部分の指導もしており、「JUDO」ではなく、日本の「柔道」を伝えるするよう心がけています。

この1ヶ月間は長いようであっという間でした。
たくさんの方々と触れ合い、お世話になる中で、自分自身も成長したと感じます。
モルドバで生活した1ヶ月間の経験を、今後の柔道人生に活かし、更なる飛躍をできるように頑張ります。

また、今回このような機会を与えてくださった東海大学の佐藤先生や後藤商事の皆様、1ヶ月間の長期不在をご承認してくださった、了徳寺理事長先生を初め、山田監督、事務局の皆様に感謝申し上げます。

残り3日間、少しでもモルドバ柔道の発展に繋がるよう、最後まで全力で指導していきます。

それでは。
ラレバデレ(さようなら)