ご報告
私事ではありますが、三月末日をもって了徳寺学園を退職する事となりました。
九年間もお世話になった了徳寺学園を離れるのは、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。
これまで多くの方々にご支援いただきましたことを、心より感謝致しております。
了徳寺理事長先生には、最後まで選手としての可能性を信じて、長く長く戦う事を後押しして頂きました。
その気持ちが私の背中を支え、挫けそうになった時、私に立ち上がる力をくださいました。
このような素晴らしい環境で夢に挑戦できたことを心より感謝申し上げます。
長い間、誠にありがとうございました。
またいつも選手の気持ちに寄り添い、常に一緒に戦ってくださる山田監督の存在は、私にとって本当に大きな存在でした。
海外の試合では、観客席から山田監督の大きな声が聞こえるだけで安心しましたし、私が悔しさや、苦しさで思い悩んでる時は、熱く、優しい言葉で私の心を導いてくださりました。
これから私も指導者の道に進みますが、私の目指すべき尊敬する指導者の一人です。
今後ともよろしくお願い致します。
コーチ、スタッフの皆様には選手として存分に練習や試合に集中できるよう、沢山の手厚いサポートをしていただきました。
今井、福見、秋本達が先にコーチのステップへと進む中、同級生に見守られて試合ができたのも良い思い出となっております。
ロンドンオリンピック後に、科目等履修生として了徳寺大学に通い、教員免許の取得もさせて頂きました。
事務職員の方々にも沢山協力して頂きました。
ありがとうございました。
さらに、声をからして試合の応援に駆けつけて下さった皆様の声が私を沢山奮い立たせてくださいました。
応援は選手に力を与えてくださいます。
今後とも現役選手達の応援、よろしくお願い致します。
そして最後に、了徳寺学園で戦った九年間という長い時間の中で、沢山の仲間達と出逢い、共に夢を追いかけ、世界の舞台で戦う事ができました。
仲間達から沢山の刺激をもらい、切磋琢磨してきた時間は、夢のように幸せな時間でした。
本当に了徳寺学園柔道部の選手として戦えた事を誇りに思っています。
了徳寺学園の選手達の活躍を、今後とも楽しみにしています。
長くなりましたが、四月からは日本大学女子柔道部の専任コーチに就任致します。
指導者として勉強の日々になると思いますが、学生達にとってより良い環境作りを目指し、精進して参ります。
それでは皆様本当にありがとうございました。
西田優香