2016 岩手国体最終日結果報告

本日行われました岩手国民体育大会最終日の結果を報告致します。

成年男子

2回戦
千葉2-1宮崎
先鋒:青木◯ 反則勝(指導4) 森田
次鋒:下山 引分 大畑
中堅:地崎 優勢負(技有:背負投)◯垣田
副将:下和田 引分 百瀬
大将:加藤◯優勢勝(有効:肩車)土屋

強豪宮崎との試合は、先鋒:青木が徹底的に攻めて、相手に4度の指導が宣告されて貴重な先取点を上げます。続く下山はお互い決め手に欠け、引き分けに終わります。中堅:地崎は粘り強く戦いましたが、終盤に相手の背負投で技有を許し、1点返されます。続く下和田は引き分けに終わりますが、大将:加藤が肩車で有効を追加し、2-1で宮崎を下して、3回戦進出となりました。

3回戦
千葉?-2北海道(内容勝ち)
先鋒:青木 引分 林
次鋒:下山 優勢負(有効:後袈裟固) ◯大道
中堅:地崎 優勢負(有効:支釣足払)◯相木
副将:下和田 ◯優勢勝(技有:内股返)土野
大将:加藤 ◯一本勝(巴投)森本

昨年の学生王者の青木と今年の学生王者の林との試合は引き分けに終わります。下山は一瞬の隙を突かれて抑え込まれるものの10秒で逃れ、優勢負けで相手に先制を許します。続く地崎も相手の支釣込足に合わされ、優勢負けとなり後がなくなります。ここから下和田が技有で勝利し、加藤も得意の巴投を決めて、逆転勝ちで準々決勝に駒を進めました。

準々決勝
千葉2-1神奈川
先鋒:青木 ◯ (一本勝:腕挫足固) 松崎
次鋒:下山 優勢負(指導2) ◯ 本間
中堅:地崎 ◯ 一本勝(上四方固)二見
副将:下和田 引分 藤井
大将:加藤 引分 高木

先鋒:青木が貴重な先取点を上げるものの、次鋒:下山が指導2で敗れます。中堅:地崎は序盤相手に攻め込まれて指導を受けますがそこから奮起し、二度有効を奪った後、抑え込んで勝利し、2-1とリードを拡げます。この後、副将戦、大将戦は引き分けに終わり、2-1で強豪神奈川を下し、準決勝進出を決めました。

準決勝
千葉1-2埼玉
先鋒:青木 引分 宮本
次鋒:下山 一本負(上四方固)◯ 鈴木
中堅:地崎 一本負(崩上四方固)◯ 春山
副将:下和田◯(一本勝:横四方固)△小林
大将:加藤 引分 渡辺

先鋒:青木が指導でリードするも2差をつけることができず、引き分けに終わります。次鋒:下山は寝技に付き合ってしまい、上四方固で一本負けとなります。中堅:地崎も寝技に固められて一本負けとなり、苦しい展開となります。ここで副将:下和田が指導2でリードしていた終盤に横四方固で一本を奪い、大将戦に望みをつなぎます。大将戦は加藤が巨漢・渡辺に対して先に先に攻めるものの、なかなか相手に指導がいかず、結局相手は一度技を掛けただけでしたが、指導3-2で逃げ切られ、3位決定戦に回ります。

3位決定戦
千葉3-0福岡
先鋒:青木◯ 優勢勝(指導2) 柴田
次鋒:下山 引分 奥
中堅:地崎◯ 優勢勝(指導2)安田
副将:下和田 引分 黒岩
大将:加藤◯ 一本勝(巴投) 松雪

先ずは青木が果敢に攻めてペースを握り、指導2差での僅差勝ちとなります。下山はお互い若干慎重になる中、決め手に欠けて、引き分けに終わります。中堅:地崎が圧力を掛けて相手を追い込み、指導2差を奪って勝利に王手をかけます。副将:下和田は無理をせず、引き分けに終わりここで3位が確定します。最後に登場した大将:加藤は試合序盤に得意の巴投で一本を奪い、勝利に花を添える美技で会場を大いに沸かせました。

成年男子結果

優勝:東京都
準優勝:埼玉県
3位:千葉県
4位:福岡県
5位:愛媛県、神奈川県、佐賀県、広島県

成年男子決勝戦は、昨年度優勝の埼玉県と東京都の対戦となりました。先鋒、次鋒が引き分け。中堅は、東京都の西山が指導差による優勢勝ちでリードします。続いて副将の上川が豪快に一本勝ちし、ここで東京の優勝が決まります。大将戦は引き分けとなり、東京都が2-0で優勝を飾りました。

下山は、業務の合間の限られた練習時間の中で何とか準備し、大会に臨みました。思うような活躍はできなかったかもしれませんが、よく頑張ったと思います。

総合成績(天皇杯)では5位に入り、千葉県の入賞に向けて柔道競技も少しは貢献はできたものと思います。