2016年 全日本実業個人選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本実業個人選手権大会初目の結果を報告します。

60?級
石川裕紀:2回戦敗退

1回戦 石川 ○一本勝(腕挫膝固) 大野(東レ名古屋)
2回戦 石川 優勢負(技有:隅落)○ 柴田(大牟田高校教)

石川は自ら掛けた谷落が自爆したところを相手のポイントとみなされて技有を先行され、その後有効を取り返すも一歩及ばず、上位進出はなりませんでした。

66?級
六郷雄平:3位

2回戦 六郷 ○ 不戦勝 城後(大阪ガス)
3回戦 六郷 ○ 一本勝(内股) 木下(赤穂YAWARAクラブ)
4回戦 六郷 ○ 優勢勝(有効:浮技) 清水(パーク24)
準々決勝 六郷 ○ 一本勝(内股透) 徳田(帝京科学大クラブ)
準決勝 六郷  棄権負 ○ 高市(旭化成)

先週の全国柔整大会で膝を負傷し、強行出場となった六郷ですが、痛みに耐えながら勝ち上がり、準決勝に進出するとともに、講道館杯の出場権を確保しました。準決勝は棄権となりましたが、まずはしっかりと怪我を治し、講道館杯に向けて準備させたいと思います。

73?級
西山雄希:2位
下山徳大:準々決勝敗退
太田慶一:4回戦敗退

1回戦 西山 ○一本勝(大外返) 高瀬(日柔整請求サービス連盟)
2回戦 西山 ○優勢勝(指導2) 丸山(東芝)
3回戦 西山 ○優勢勝(指導1) 茅野(センコー)
4回戦 西山 ○優勢勝(指導1) 鐘井(福岡市消防局)
準々決勝 西山 ○優勢勝(有効:隅落) 三井(日本エースサポート)
準決勝 西山 ○ 優勢勝(指導1) 前野(旭化成)
決勝 西山 優勢負(指導1) ○ 岩渕(センコー)

73kg級に戻して再挑戦の西山はしぶとく勝ち上がり、決勝に駒を進めます。決勝では前半受けた指導を挽回すべく、後半は西山ペースで進みますが、審判の宣告はなく、悔しさの残る惜敗となりました。しぶとく接戦もものにできるようになってきているので、持ち前の切れの良い技に磨きをかけて、講道館杯に臨ませたいと思います。

2回戦 下山 ○ 優勢勝(指導2) 北(アールはっとり鍼灸整骨院)
3回戦 下山 ○ 優勢勝(技有:袖釣込腰) 武末(東芝)
4回戦 下山 ○ 一本勝(合技) 江田(福岡医健専門学校)
準々決勝 下山 一本負(崩袈裟固) 前野(旭化成)

持ち前の技の切れを駆使して勝ち上がった下山でしたが、準々決勝では先に相手に指導が与えられてリードしますが、不用意に受けた内股でポイントを奪われ、最後は固められてしまい、昨年の3位を超えることはできませんでした。

2回戦 太田 ○ 一本勝(谷落) 香川(豊田自動織機)
3回戦 太田 ○ 一本勝(内股) 吉原(日本生命保険)
4回戦 太田   優勢負(指導1) ○ 本間(ALSOK)

好調な勝ち上がりを見せていた太田ですが、本間との一戦では先に指導を受けた後、徹底して攻めますが相手に指導はいかず、悔しい敗戦となりました。講道館杯の出場権は持っているので、雪辱すべく、しっかりと準備させたいと思います。

81?級
渡邉勇人:優勝
重松賢太郎:2回戦敗退

2回戦 渡邉 ○一本勝(合技) 茂木(井野整形外科)
3回戦 渡邉 ○一本勝(合技) 横尾(ともえ産業情報柔道クラブ)
4回戦 渡邉 ○一本勝(一本背負投) 三浦(日本エースサポート)
準々決勝 渡邉 ○優勢勝(有効:抱分) 小林(パーク24)
準決勝 渡邉 ○一本勝(体落) 海老(旭化成)
決勝 渡邉 ○一本勝(体落) 川上(國學院大學職員)

怪我からの本格復帰となった渡邉は、初戦から他を圧倒する内容で勝ち上がり、準決勝の海老(旭化成)、決勝の川上(國學院大學職員)といった強豪を寄せ付けず、豪快な一本勝ちで一蹴し、見事初優勝を飾りました。この調子で、先ずは講道館杯を再度制覇し、世界に向けて勝負できるよう準備させたいと思います。

2回戦 重松 一本負(崩袈裟固) ○ 高橋(センコー)

先に指導が相手に与えられ、良いペースで進んでいましたが、頭が下がったところ内股にあわされ、そのまま寝技に固められて初戦敗退に終わりました。

52kg級
角田夏実:2位

1回戦 角田 ○一本勝(腕挫十字固) 石田(米田柔整専門学校)
2回戦 角田 ○優勢勝(有効:隅落) 土肥(セントラル警備保障)
準々決勝 角田 ○一本勝(大外刈) 金田(VILLAGE)
準決勝 角田 ○優勢勝(有効:一本背負投) 谷本(ALSOK)
決勝 角田 一本負(合技) ○ 橋本(コマツ)

先週の国体関東ブロック大会からの連戦となった角田ですが、一本勝ちの山を築いて準決勝に進出します。ここでも強豪谷本を先日の実業団体同様下して、決勝に進出します。決勝では橋本に対して一進一退の攻防を繰り広げていましたが、もつれたところを抑え込まれてしまい、優勝にあと一歩届きませんでした。しかし、しっかりと取れる技を持っており、寝技もよいものがあるので、講道館杯を目指してしっかりと強化していきたいと思います。

明日は63kg級に西川真帆、70kg級にヌンイラ華蓮、100kg級に阪本健介の3名が出場します。渡邉に続いて優勝できるよう頑張ります。

優勝目指して頑張ります!

監督